コンテンツ
2021/01/09
- 中学校生活レポート
綿引 万里子氏講演会(2021/1/8)
「自分を育てるということ~あと10%の努力」というテーマで、綿引 万里子氏の講演会を行いました。
綿引氏は、昨年まで名古屋高等裁判所長官をお務めになっていらっしゃった、本校の卒業生です。後輩達にむけて、たくさんのメッセージを送って下さり、生徒達もそれをしっかりと受け止めていました。
生徒のお礼の言葉
今日は、私たちのために貴重なお話をありがとうございました。テーマを伺ったときからどんな内容なのか興味深かったため、とても新鮮な気持ちでお話を伺えました。
中学三年生になった今、私は将来のことについて考える機会が多くなりました。今学期に三年生はキャリア教室があるため、多くの三年生は自分の将来についてよく考えるようになったと思います。そんな私たちにとって、綿引先生のお話はとても印象的でした。
特に印象に残っているのは、ある少年事件のことについてです。綿引先生が判断に困ってしまった際、事務の方を含めた様々な人が綿引先生のことを思って協力してくれたと先生は仰っていました。そこから「周りの人はちゃんと自分の頑張りを、自分のことを見てくれている。だからありのままの自分をさらけ出していい」ということを伺って、感銘を受けました。自分の思い込みで周りの目を気にしてばかりでは、縮こまってしまって納得のいく努力はできないと思います。自分の本当の力を自分で押し込めてしまい発揮できないのは、とてももったいないことです。周りの人は、ちゃんと本当の自分を見てくれているから大丈夫。だからありのままの自分をさらけ出して、自分の力を存分に発揮すべき。そういうことを、私は知ることができました。
また、どんなことがあっても自分の信念を曲げず、正義を貫く姿にも感銘を受けました。判断する際に自分の考えが揺らいでしまうこともあるかもしれないけれど、自分の信念を貫くことが自分を成長させるきっかけとなるのだと思います。少しずつでも手を伸ばしてチャンスをつかむことの大切さを、私は学ぶことができました。
最後に、ちょっとずつでも成長することの大切さを、私は知ることができました。少しずつの努力を積み重ねれば、必ずその結果はついてきます。努力の限度にゴールはありません。だから、自分自身を信じて、努力を続けていければと思います。
今日伺ったことを忘れず、自分と向き合い、己を育てていきたいです。今日は本当に、ありがとうございました。
-
綿引万里子氏 -
後輩達へのメッセージを伝えて下さいました -
終わりの言葉 -
綿引氏は校長と同級生です