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2019/11/15
- 教員リレーエッセイ
【11月】屋上の風景

11月に入り、気温も下がり、校地の木々も色が変わり始めています。これからは天体観望には、絶好のシーズンとなっていきます。
先日、授業で天文分野を学び始めた1年生希望者を対象に、天体観望会を行いました。私も、この4月から天文クラブの顧問を担当しており、部員とともに準備をしてきました。3年生の部員を中心に、屋上ドーム内の望遠鏡はもちろん、いくつかの望遠鏡・双眼鏡を用いて、肉眼では見ることのできない惑星のようすも観察することができました。土星の環を目にしたときに思わず感嘆の声をあげるようすには、こちらも嬉しくなります。(私自身、何度見ても感動を味わえます!!)
どういうわけか、クラブの活動日である金曜の夕方になると雲が生じ始めることも多く、4月から入部した1年生は、夏休みも含めて思うように屋上で観測できずにいました。それでも、クラブが所有するプラネタリウムで練習を重ねることで、参加者へ立派に説明をしていました。これも数多くある生徒が活躍できる場所のひとつだといえます。
こんな屋上の風景も学びの材料となる本校の魅力を、実際に訪れて体感してみてください。
理科 森田