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2020/02/20
- 中学校生活レポート
2年 国際理解教室
2年 国際理解教室(2月15日)
11月から準備を始めてきた国際理解教室の当日を迎えました。
今回の国際理解教室では、様々な組織でアフガニスタンへの支援活動をしている方にお越し頂いて、国際協力やアフガニスタンの現状、戦争・暴力といった様々なテーマに基づいて生の声を伺いました。
グループごとに講師の先生方から出して頂いた事前課題に取り組み、代表者の発表から始まりました。それぞれ趣向を凝らして調べたことを共有し、自分達の考えを述べていきました。その後、アフガニスタンが直面する教育の問題・女性の立場、戦争で得られるもの・失うものなど、実際に支援活動に携わっているからこそ伺えるお話ばかりでした。
日本の中学生にとって、自分たちが置かれている環境がいかに「平和」な状態であり、恵まれた教育環境であるのか実感する時間となったようです。これからどうアクションを起こしていくのか、各自が考える機会になったことでしょう。
講師の先生方の所属団体
- 特定非営利活動法人 JEN
- 公益財団法人 ケア・インターナショナルジャパン
- フラウンホーファーHHI通信研究所 ペシャワール会
- NGO 難民を助ける会 AAR Japan
- 特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム
- 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
- NGO 希望の学校
生徒感想
私は先生の講演を聞いて、自分が思っている以上に生活に困っている人、殺される必要は全くないのに巻き込まれてしまっている人がいて、悲しみの渦が毎日続いている怖さ・辛さを感じた。その講演の中で特に興味深かった話が2つある。1つ目は日々疑問をもち、広い視野で周りを見るということだ。一部分切り取ったものを見て、全て信じ込んでしまうことは大きな勘違いを生み、何か争いのきっかけになってしまうこともある。その信じ込むという行為が時には人を苦しめ、悲しめることがある。それは私たちの心が徐々に狭くなって、周りを見られなくなっていく。だから日頃から本当に正しいことなのか?と疑問を持ち、広い心でいられたら良いと思う。2つ目は「一隅を照らす」自分の周りを活性化し、協力して輝かせていくということだ。誰かが勇気を出して自ら動いていくということをすると、少しずつ輪になって広がっていくことが中村哲さんの姿を見たり、先生の話を聞いて感じた。だから私は自分の身近なところから周りを呼びかけ、そして自分も動いて信頼し合える環境を作っていきたいと思う。
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浅木麻梨耶先生 -
駿渓トロペカイ先生 -
真剣にお話を聞きます -
現地の方にもお越し頂き、直接お話を聞きました