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2019/12/14
- 中学校生活レポート
音楽会(2019/12/14)
12月14日(土)、本校の西生田成瀬講堂にて、第56回音楽会が催されました。
1年生から3年生まで全員が舞台に上がり、合唱とバイオリンの演奏を披露しました。また、コーラスクラブ、弦楽合奏クラブはクリスマスにちなんだ楽曲を演奏し、日頃の練習の成果を発表しました。最後は本校伝統の、ヘンデル作曲オラトリオ「メサイア」の3年生の合唱と弦楽合奏クラブによる合奏でした。華やかな「ハレルヤコーラス」は会場全体が起立して聞き、大きな拍手に包まれました。
音楽会行事委員長による挨拶
私にとって音楽会は、各学年の努力の発表を通じて、普段は知ることのできない互いの新たな魅力も発見できる大切な行事です。また本番の一瞬だけではなく、長い練習期間で努力を積み重ね、一曲ずつ確実に仕上げていく過程にも、花が開花する前の蕾のような可能性に溢れた魅力があると思います。
「音楽に国境はない」という言葉があるように、音楽は世界中どの国でも楽しまれています。なぜ、音楽は世界中で愛されるのか。それは、音楽には人々を癒し、感動させ、時には大きな一歩を踏み出す原動力となるような力があるからだと思います。「音楽は’音’を’楽’しむと書く。だから、音楽を心の底から楽しみたい」と、音楽が好きな友達が言っていました。彼女のことばは当たり前のことのようで、音楽の真の魅力を気付かせてくれました。音楽を楽しむということは曲の本質に触れ、自分で解釈するということだと思います。その気持ちが自然と伝わり、誰かが一歩を踏み出す原動力にもなるような演奏になるのではないでしょうか。
今も昔も変わらず、人々の営みの中に音楽は存在し続けています。それはおそらくこれから何十年たっても変わることはありません。今の私たちが感じる一つ一つの曲への想いを皆様にお伝えできるように、日々練習を重ねてきました。本日の音楽会で、私達が音を楽しむ気持ちを感じ取って頂けたら幸いです。
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1年生の初々しいバイオリン演奏 -
2年生 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 Ave Maria -
コーラスクラブ「O Holy Night」 -
弦楽合奏クラブ「ホワイトクリスマス」 -
3年生 待機時間に気合を入れます -
3年生圧巻の合唱 オラトリオ「メサイア」