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2025/11/10
- 中学校生活レポート
2年 国際理解 ワークショップ(2025/11/04)
2年生は、3学期から始まる総合「国際理解」の授業にむけて、導入のワークショップ(フリー・ザ・チルドレン・ジャパン主催)を行いました。
ワークショップ1:ワールドマップ
1クラスを大陸ごとの人口割合に分け、会場を巨大な世界地図に見立てます。そして人口・お金・食料や、各大陸のオリンピックメダル獲得数、エネルギー消費など身近なテーマについて世界の分布を予想しました。予想と実際のデータを比べることで、自分たちの認識と現実の差に気付き、世界の格差に関する知識を学ぶことができました。
ワークショップ2:ブロックゲーム
6人ほどのグループをつくり、それぞれに与えられたブロックに関するミッションの達成を目指すワークショップです。限られたブロック数の中で、ミッションを達成するためにはどうすればよいのか。お互いの権利を守りながら課題解決を目指すチーム戦。他グループと争うつもりが無くても、自分たちの目的達成のために無意識に対立、差別が生まれてしまうことを体感し、世界で「紛争」が絶えず起こってしまう理由と関連付けながら、協力や話し合い、パートナーシップの大切さを学びました。
国際理解の授業では、世界で解決するべき諸問題(紛争、地理的環境、人権、難民問題等)について理解し、平和のために自分たちにできることは何か、世界が平和であり続けるためにはどうしたらよいのかを考えます。そのためにまずは、一人一人が世界に目をむけ、今の世界の現状を「知る」ことが大切です。今回のワークショップは、今まで知らなかった世界のことまで視野をひろげて現状を理解し、また話し合い協力することの必要性を実感できた、有意義な機会となりました。
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大陸ごとに食料消費量やオリンピックのメダル獲得数を予想します -

チームごとにミッション達成を目指して、ブロックを動かします -

クラス皆が話し合い協力すると、全グループが同時にミッションを達成することができました!