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2025/07/20

  • 教員リレーエッセイ

【7月】1学期を振り返って

AIで自分のハーフパンツに名前をつけました
AIで自分のハーフパンツに名前をつけました

 1学期が終わりました。1学期といえば、新しい環境の中で、それぞれが新しいスタートを切ります。みなさんは、どんな1学期を過ごしましたか。また、1学期を振り返って、何を考えますか。
 私は今年の4月に家庭科教諭として着任し、新しい環境の中で試行錯誤しながら学校生活を送っているところです。家庭科は、学校によって取り扱う実習内容が様々です。この学校では、被服実習や調理実習はもちろんのこと、情報分野にも力を入れています。3年生では「みんなのコード」と連携し、プログルラボを使って対話型AIの実践を行いました。実践のひとつに、「被服実習で製作したハーフパンツに作品名をつけよう」というお題を出しました。はじめはAIに対してどのような指示を出せば良いのだろうと頭を悩ませながらも、自分では思いつかないようなアイデアに驚いたり、納得いかないなあと指示出しを工夫したりと、試行錯誤しながら対話を繰り返すことで、最終的にはオリジナルな作品名が決まりました。
 私の中学生時代とは大きく異なり、はじめは戸惑いを感じましたが、時代の変化とともに、日常生活の中でAIの活用がますます増え、必要性が高まっていることを感じます。被服実習や調理実習はもちろんのこと、情報分野も生活を豊かにする学びとして捉えることが必須になってくるでしょう。
 さて、この新しい環境の中で、私のいちばんのエネルギーの源は、笑顔で挨拶してくれたり、すれ違うと声をかけてくれたりする生徒のみんなです。最後に、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 ありがとう。そして、これからもよろしく。

技術・家庭科 菊池