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2026/01/19
- 高校生活レポート
図書部主催講演会を開催しました(2025/12/19)
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演題 「ことばの力 ─違うことを怖がらないで」 -

講演の様子① -

講演の様子②
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生徒参加型の問いとシンキングタイム -

回答発表時は挙手した生徒の元へ -

有志との茶話会
本校では毎年12月に図書部主催の講演会を行なっています。講師選びや出版社への連絡から、当日の運営まで、生徒が主体となって行う行事です。
今年は作家の重松清先生をお招きし、「ことばの力──違うことを恐がらないで」という演題でお話していただきました。
大学の教員も務められている重松先生はたくさんのスライドとともに、「違う」ということが正しくないことと混同されやすいことや、「みんな」という概念がその外の存在を阻む壁になりうるということを、生徒一人ひとりに向けて語りかけてくださいました。
お話の途中には客席も参加する場面が設けられ、「シマウマの縞模様は黒地に白か? 白地に黒か?」といった正解のない問いに、生徒たちは同じ学校に通う同世代の人ですら考えが違うことを目の当たりにするとともに、違う答えは間違った答えというわけではないと感じとれたようです。
講演会後の有志生徒との茶話会では、講演会や作品への感想を交えた質問にお答えいただきました。ご自身の転校経験の多さが作品づくりに活かされているほか、「この季節にこの学校で過ごすのは最初で最後の機会になるだろう」と常に意識して深く記憶に留めることに繋がったというお話に、生徒たちは、今この瞬間がかけがえのないものであるという思いを新たにしていました。
生徒の言葉:図書部全体部長
終始柔らかな雰囲気で、シマウマや南極大陸などたくさんの面白い問いかけや、先生自ら舞台を降りて回答を聞きに来てくださる場面もあり、楽しんで講演を聞けた人が多かったのではないでしょうか。私は舞台袖からお話を聞いていたのですが、単純な問いに対する様々な回答を聞いて、「みんな」が違っていると理解すればするほど涙が溢れてきました。
もしこの講演会の内容を忘れてしまっても、今この瞬間隣り合っている人すら「それぞれ違う人」であるということは心に刻まれていると思います。
重松清先生、素敵なご講演をありがとうございました。