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2026/07/29
- 高校生活レポート
特別講座【知の泉】「薬学を学ぶ」同じ薬なのに、なぜ効き方が違うのか?-患者さんに合った薬の量を考える-(2026/6/20)
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薬の効果と副作用について、具体的なデータを見ながら理解を深めます -

木村先生からの問いかけに真剣に答えます -

周囲と相談しながら、果敢に計算に挑みます -

最後には、薬剤師国家試験レベルの問題にもチャレンジ!
授業のない日を利用して希望する生徒にプラスアルファの学びを提供している「特別講座 知の泉」。「大学での学びを体験する講座」シリーズ、今回は、本校と高大連携協定を結ぶ順天堂大学薬学部教授の木村利美先生をお招きし、大学で実際に行われる授業をもとに、参加を希望した53名の生徒に向けて講義をしていただきました。
木村先生は、病院薬剤師として長年ご勤務され、臨床薬理学分野で小児や抗がん薬・感染症治療薬の体内動態の研究をご専門とされています。現在は、順天堂大学薬学部教授として、臨床能力の高い薬剤師の育成に努めていらっしゃいます。
生徒たちは、体の中での薬の動きを考えながら、「どのようにすればその人に合った薬の使い方ができるのか」という、木村先生から出された計算問題にも真剣に取り組みました。大学2,3年生で学ぶ内容の一部を体験しながら、医療の現場で活躍する薬剤師の役割について考えるとともに、高校で学ぶ知識が大学でどのように深まるのかを知ることのできた、充実した90分間となりました。
生徒の感想(抜粋)
- 講義の中で特に印象に残ったのは、「同じ薬でも人によって効き方が異なる理由」を、薬の吸収・分布・代謝・排泄という体内での動きと関連付けて学べたことです。これまで私は、薬は決められた量を飲めば誰にでも同じように効くものだと思っていました。でも実際には、年齢や体格、肝臓や腎臓の機能などによって薬の血中濃度が変化し、それに応じて効果や副作用も変わることを知り、とても驚きました。(中略)薬剤師の方々が患者一人ひとりに合わせて薬の量や使い方を考えていることを知り、普段薬局で受けている服薬指導の背景には、このような専門的な知識と根拠があるのだと実感しました。
- 実際に問題を解いたのが印象的であった。大学では実際はもっと難しいことをしているのだと思うが、大学の授業を受けているような感覚があり、大学進学について考え始める私たち高校生にとってこの講座には大きな意味があった。
- 演習以外のお話も非常に分かりやすく興味深かった。化学反応やクレアチニンの計算式、透析の仕組みなど、今自分たちが習っていることが度々登場し、しっかりと基礎を築くことができていると感じることができた。