トピックス
2025/03/25
- 校長より
2024年度 日本女子大学附属高等学校 弥生の日々 ~どうもありがとうございました~
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音楽会 -
学年会 -
全校会
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送別会 -
送別会 -
卒業式「卒業証書授与」
生田の森では春風に乗って花の香りが漂う季節となりました。春季休業中の校内にはクラブや委員会、運動会の応援団等で活動する生徒達の元気な声が響いています。
2024年度最後の1ヶ月 —— 3月の日々を振り返ってみます。
3月9日に本校三大行事の一つである音楽会を開催しました。全校生徒3学年24クラスの個性溢れるコーラスとオーディション合格者の演奏が大ホールに響き渡り、生徒達の豊かな感性と優れた能力、集中し協働して成し遂げる底力に感動しました。
1年間の自治活動のまとめとして、3月13日・14日には、クラス会や学年会、全校生徒が所属する自治会九部の部会、そして全校会が開かれ、2024年度を振り返りつつ新年度へ向けての引き継ぎを行いました。大ホールにて開催された送別会では、下級生が歌や演奏、ダンス、ミュージカル等を披露して、3年生への感謝の念を伝え、皆で楽しいひと時を過ごすことができました。
3月15日には第77回卒業式を挙行いたしました。77回生が入学した2022年は、新型コロナウイルス感染症の流行が続き、マスク越しの「初めまして」からスタート、活動への制限が各所に重くのしかかっていました。2023年5月以降、コロナの感染症法上の位置づけが変わって行動制限等がなくなり、今年度は最上級生として、本校の教育の大きな柱である自治活動を牽引し、また各種レポートや発表、論文等の学習成果も見事なもので、まさに「自ら考え、自ら学び、自ら行う」集大成となりました。創立者成瀬仁蔵の遺した 三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の実践者として、皆が其々の個性を活かし、仲間と手を取り合い、行動してきた77回生。お互いの理解が進まないように思える時も、意見が異なり対立した時も、諦めずに話し合い、道を拓いてきた77回生。その凛とした後ろ姿は、後に続く下級生にとって眩しく頼もしいものであったことと思います。広い世界に巣立つ卒業生の皆さんに送ったエール —— 「あなた自身を大切にしてほしい。自分を大切にできる人は周りの人々も大切にできる。そしてあなたの周りの人々も、社会も、幸福になるよう力を尽くして、あなた自身も幸せになってほしい。」—— 日本女子大学附属高等学校は、いつまでも卒業生の心の拠り所であり続けたいと思います。ここ生田の森は、皆のふるさとです。
卒業式後の謝恩会では、各クラスが制作した映像を皆で見て、高校生活を振り返りながら別れを惜しみました。3年間を共に過ごした仲間との楽しい思い出や困難を乗り越えた自信を胸に、笑顔で生田の森を巣立っていった第77回卒業生の未来に幸あれと祈念いたします。
そして、終業式(3月17日)後、1・2年生は新しい学年の教室へと荷物を移動し、一人ひとりが新年度へ向けての準備を始めました。今後の活躍と成長が本当に楽しみです。
これから私達が生きていく社会には、沢山の不安があり、深刻な対立や分断、複合的な矛盾も存在していることでしょう。だからこそ、生徒達には、「自治と自由の花咲かす」(本校『学生歌』の一節)学び舎で率直に話し合い、互いを尊重し、対話による問題解決の可能性を模索する力を養ってほしいと願います。
2024年度最後の1ヶ月 —— 3月の日々を振り返ってみます。
3月9日に本校三大行事の一つである音楽会を開催しました。全校生徒3学年24クラスの個性溢れるコーラスとオーディション合格者の演奏が大ホールに響き渡り、生徒達の豊かな感性と優れた能力、集中し協働して成し遂げる底力に感動しました。
1年間の自治活動のまとめとして、3月13日・14日には、クラス会や学年会、全校生徒が所属する自治会九部の部会、そして全校会が開かれ、2024年度を振り返りつつ新年度へ向けての引き継ぎを行いました。大ホールにて開催された送別会では、下級生が歌や演奏、ダンス、ミュージカル等を披露して、3年生への感謝の念を伝え、皆で楽しいひと時を過ごすことができました。
3月15日には第77回卒業式を挙行いたしました。77回生が入学した2022年は、新型コロナウイルス感染症の流行が続き、マスク越しの「初めまして」からスタート、活動への制限が各所に重くのしかかっていました。2023年5月以降、コロナの感染症法上の位置づけが変わって行動制限等がなくなり、今年度は最上級生として、本校の教育の大きな柱である自治活動を牽引し、また各種レポートや発表、論文等の学習成果も見事なもので、まさに「自ら考え、自ら学び、自ら行う」集大成となりました。創立者成瀬仁蔵の遺した 三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の実践者として、皆が其々の個性を活かし、仲間と手を取り合い、行動してきた77回生。お互いの理解が進まないように思える時も、意見が異なり対立した時も、諦めずに話し合い、道を拓いてきた77回生。その凛とした後ろ姿は、後に続く下級生にとって眩しく頼もしいものであったことと思います。広い世界に巣立つ卒業生の皆さんに送ったエール —— 「あなた自身を大切にしてほしい。自分を大切にできる人は周りの人々も大切にできる。そしてあなたの周りの人々も、社会も、幸福になるよう力を尽くして、あなた自身も幸せになってほしい。」—— 日本女子大学附属高等学校は、いつまでも卒業生の心の拠り所であり続けたいと思います。ここ生田の森は、皆のふるさとです。
卒業式後の謝恩会では、各クラスが制作した映像を皆で見て、高校生活を振り返りながら別れを惜しみました。3年間を共に過ごした仲間との楽しい思い出や困難を乗り越えた自信を胸に、笑顔で生田の森を巣立っていった第77回卒業生の未来に幸あれと祈念いたします。
そして、終業式(3月17日)後、1・2年生は新しい学年の教室へと荷物を移動し、一人ひとりが新年度へ向けての準備を始めました。今後の活躍と成長が本当に楽しみです。
これから私達が生きていく社会には、沢山の不安があり、深刻な対立や分断、複合的な矛盾も存在していることでしょう。だからこそ、生徒達には、「自治と自由の花咲かす」(本校『学生歌』の一節)学び舎で率直に話し合い、互いを尊重し、対話による問題解決の可能性を模索する力を養ってほしいと願います。
最後になりましたが、皆様には日頃より本校の教育活動にご支援を賜り、深く感謝申し上げます。どうもありがとうございました。生田の森はもうすぐ桜花爛漫の季節を迎えます!
校長 薄 由美
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卒業式「卒業生による答辞」 -
卒業生全員での記念撮影 -
春の西生田