トピックス
2024/10/18
- 校長より
受験生の皆さん、お元気ですか Part 2 ~もみじ祭・学校説明会へ是非ご来校ください!~
長い残暑もようやく緩み、生田の森では朝晩の爽やかな風を心地よく感じる季節となりました。受験生の皆さん、お元気ですか。勉強や行事などに力を注ぎ、忙しい日々を過ごしていらっしゃることでしょう。
二期制の本校では、10月上旬、生徒達は前期末試験に向かって勉強に集中し、中旬には自治活動での前期のまとめを行いました。本校では全校生徒が自治会の9つの「部」(具体的には研修部、図書部、新聞部、文化部、生活部、体育部、経済部、園芸部、放送部の9部)に所属し、日々の学校生活を支えていますが、「学年部会」「全体部会」を通してこれまでを省みて、今後に活かすことができるよう話し合いました。また、各学年約370名の生徒達が集い、自分達の学校生活について率直な意見を述べて高め合う「学年会」、そして凡そ1100名の全校生徒が一堂に会する「全校会」も行いました。今年度の自治会基本方針Canday(can【挑戦への可能性】+ and【一緒に手を取り合って物事に取り組む】+ day【1日1日できることに取り組んでいき、日々の自治とする】)に込めた真摯な思いがまっすぐに伝わり、後期へ向けて皆への温かい励ましとなりました。
学校生活にも慣れて、今まで以上に活発になってきた1年生、9月の軽井沢セミナーでの話し合いを通して少しずつ自信がついてきた2年生、そして、下級生を温かく導き、また自分自身の将来を展望し成年としての責任を自覚している3年生 —— この半年間、上手くいったこともそうでなかったこともあったことでしょうが、その経験を次に活かすべく、後期が始まります。
現在生徒達は、「もみじ祭」(文化祭)の準備に勤しんでいます。本番に向けて練習に励んだり、研究の成果をポスターにまとめたり、機材の調整をしたり、衣装を縫ったり、大道具を作ったり、大きな荷物を運んだり・・・「女子校」である本校では、ジェンダーバイアスに捉われることなく、ごく自然に、できることをできる人が引き受け、協力し合い、生徒達は前へ進んでいきます。もみじ祭は、本校が大切にしている生徒達の自治の精神が随所に発揮される「場」であり、お互いの個性を尊重しながら信頼関係を構築していく「時間」です。もみじ祭実行委員会の生徒達を中心に徹底的に話し合い、時に壁にぶつかりながらも、互いに励ましあって、道を切り拓いてきました。今年度のもみじ祭のテーマはBlossoMe(Blossom+Meの造語)——10月26日・27日、ここ日本女子大学附属高等学校で一人ひとりの「私(Me)」の力が最大限発揮されて「花咲く(Blossom)」ことでしょう。「自治と自由」の校風の下、「大学附属」だからこそじっくり取り組み、伸びやかに成長している生徒達が仲間と創り上げる個性豊かな研究発表をどうぞご覧ください。もみじ祭は、以下にご案内の方法でご入場いただけます。
そして、11月9日(土)には受験生の皆さんへ向けた学校説明会を開催いたします。学校紹介に加えて、入学試験(推薦入試、一般入試3教科)についてご説明いたします。更には卒業生も登壇し、高校時代を振り返って話をしますので是非ご来校ください。
受験生の皆さん、実り多き秋になりますよう心よりお祈りいたしております。気温差のある季節となりますので、体調にはくれぐれも気を付けてお過ごしくださいね。もみじ祭や学校説明会にてお目にかかることを楽しみにしています。
校長 薄 由美