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生田の森は、紫陽花からヤマユリの季節へと移り変わってきました。校内には七夕の笹が設置され、生徒達が夫々の願いを結びました。クラブで出場する大会で上位進出を願い、学習成績の向上を願い、「推し」の活躍を願い、家族やみんなの健康を願い、平和を願い・・・一人ひとりが心を込めて書いた短冊を読むと、心が癒され思わず笑顔になり、希望が叶うようにと祈らずにはいられません。

さて、本校ではコロナ禍にあった2021年度の夏から、生徒の心身の健康保持へ向けた「メンタルヘルス教育」のための特別授業を行っています。今年度7月、「ヘルスリテラシー教育」と名称を改め、高大連携に関する協定を締結した順天堂大学より、医学部総合診療科学講座主任教授の内藤俊夫先生にご登壇いただきました。内藤先生は、舞台上から客席の生徒達に向かって、親しみやすい問いを投げかけながらお話を進めてくださいました。東日本大震災でのご対応、COVID-19への取り組み、ワクチンの話など医療全般について、御高名な先生から直接ご教示いただくことができ、貴重な学びとなりました。生徒一人ひとりがヘルスリテラシーを高めて、健康に成長できるようにと願っています。

梅雨明けが待たれる今日この頃、暑さが厳しくなってまいりました。熱中症予防に努めながら夏休みまでの日々を楽しくも充実させていきたいと思います。