トピックス

2023/07/24

  • 校長より

受験生の皆さん、お元気ですか

  • 七夕とRebbornパネル
  • 合同合宿 バスケットボールクラブ
  • 合同合宿 ミュージカルクラブ
  • 合同合宿 軽音楽クラブ
  • 合同合宿 ソフトボールクラブ
  • 合同合宿 レビュークラブ
 生田の森には美しいヤマユリが咲き、蝉時雨の降り注ぐ盛夏が訪れました。猛暑が続いておりますが、受験生の皆さん、お元気ですか。
 
最近の学校の様子をいくつかご紹介します。
 
7月上旬、校内には全校生徒の願いを結んだ七夕の笹が飾られました。クラブで出場する大会での優勝、学習成績向上、志望大学合格、「推し」の活躍・成功、家族の健康、皆の幸せ、世界平和・・・一人ひとりの思いが込められた短冊を読みながら、心和み共感し、その望みが叶うようにと祈らずにはいられませんでした。
 
生徒玄関から教室へ向かう階段の踊り場の上には、今年度も自治会の基本方針パネルが掲示されています。生徒達が考えた2023年度自治会基本方針はRebborn ——— Reborn(再生)とRibbon(リボン)を掛け合わせ、学校全体で生徒同士が繋がり、様々な自治活動が繋がり、コロナ禍から得られた経験が今へと繋がり、自治と自由の校風のもと、互いに刺激し合って進んでいこう ——— 学年・クラスカラ—のリボンで飾られた基本方針のポスターやパネルが、校内を美しく彩っています。今年度の三分の一が過ぎようとしている今、これらを見つめ初心を思い返し、勇気を得ている生徒達も多いようです。
 
夏休み前に、本校の生徒研究誌『樹木と果実』第30号が配付されました。本校では、生徒一人ひとりが夢中になることを見つけようと努め、また互いに認め合うことを大切にしていますが、生徒達の研究や創作活動の貴重な記録である『樹木と果実』は、それを体現するものです。自ら考え、自ら学び、自ら行う本校の教育方針「自学自動」「自念自動」を実践し、共に成長するための大切な学び合いの場として、今後とも『樹木と果実』が深く根を張り大きな幹となり、数多くの花を咲かせ未来に繋がる実を結んでほしいと願います。
 
夏休みに入り、現在色々なクラブの合宿(「合同合宿」・「単独合宿」)が行われています。生田の森のキャンパス内施設を利用して行う「合同合宿」には16のクラブが参加、互いに協力し切磋琢磨し、創立者成瀬仁蔵の遺した三綱領のひとつ「共同奉仕」実践の場面が数多く見られました。クラブの仲間と寝食を共にし、練習や共同作業に存分に取り組み、うまくいかないことも経験し励まし合いながら乗り越えていく——— 活動中の真剣な眼差しや宿泊所に戻って仲間と楽しそうに会話が弾んでいる様子を見て、青春真っ只中の生徒達からの大きなエネルギーを感じました。今後クラブの大会や秋のもみじ祭(本校文化祭)での発表等で力が尽くせるようにと願い、何より青春時代の良き思い出になって欲しいと考えます。
 
夏休み中、本校では、「夏季学校見学会」を開催いたします。本校の教育活動をご紹介し、教員の案内で校内を巡っていただき、生徒達の活動の様子の一端もご覧いただけるかと存じます。詳細はHP内「入試・説明会情報」をご覧ください。
 
受験生の皆さん、本校でお目にかかることを楽しみにしております。暑い夏、体調に気をつけて、実り多い時間をお過ごしください。
校長 薄 由美