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2023/02/07

  • 校長より

成瀬先生告別講演記念瞑想会 ~株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長小室淑恵先生のご講演を伺いました~

  • ご講演に生徒たちは勇気づけられました
  • 質問にも笑顔で答えていただきました
  • スポーツデーを楽しみました
暦の上では春を迎え、梅の蕾も膨らみ始めてきました。
 
今から100余年前の1919年1月29日、大学生、高等女学校の最上級生、教職員、卒業生の団体である桜楓会の方々、そして大隈重信氏、渋沢栄一氏ら評議員が目白の講堂に集う中、創立者成瀬仁蔵による告別講演「我が後継者に告ぐ」が行われました。
 
それを記念して、創立者が愛した花(フリージア)を壇上に飾り、O Lord! Correct Me を聴き、後に続く者に託された願いに思い馳せる「成瀬先生告別講演記念瞑想会」が本日(2月6日)を開催され、本校卒業生の小室淑恵先生のご講演を伺いました。株式会社ワーク・ライフバランスを創業し代表取締役社長を務める小室先生は、2000社以上の企業へのコンサルティング実績をお持ちで、「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任なさっていらっしゃいます。本日は「あなたが輝く働き方~家族と笑顔で過ごしながら仕事に全力!は不可能じゃない!~」という演題で、近い将来社会に巣立っていく生徒達に、一歩前に踏み出す勇気を与えてくださいました。「これが私の信念徹底、自発創生、共同奉仕(創立者成瀬仁蔵の遺した三綱領)です」というお言葉は、生徒にとって、同じ学び舎で高校時代を過ごした先輩からの大切なメッセージとなったことでしょう。
 
 
冬景色の生田の森の中、先日スポーツデーが開催されました。クラス対抗戦で、バレーボールやバドミントン、ドッジボールの試合に取り組み、勝っても負けても仲間と共に楽しく盛り上がる生徒達の姿は、体育館に春を呼び込んでいるようでした。生田の森の木々が芽吹き花咲く季節は、もうすぐそこまで来ています。

校長 薄 由美