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麗らかな初春を迎え、皆様にはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。

本日（1月10日）、冬休み明けの始業挨拶を行いました。生徒達は、短い冬休みの期間、ご家族やご親族とのひと時を大切にしたり、大掃除やお手伝いを積極的に行ったり、また勉学に励んだり、趣味に没頭したり、其々に有意義な時間を過ごしたようです。新年を迎え、今後に向けての目標や具体的な計画を練った生徒、コロナパンデミックの収束を願った生徒、平和な世界実現のために何をすべきか考えた生徒 ——— 様々な課題を乗り越えて、実り多き2023年にしたいと願います。

始業挨拶後、「特別授業～シチズンシップ教育～」を行いました。家庭裁判所の先生から、最近スマートフォンやインターネットによる事件が増加していること、軽い気持ちでやったことが犯罪につながること、自分のことや相手のこと、家族のこと、友達のことを大切にし、困ったときには勇気を出して周囲の大人に相談すること等、ご講義いただきました。最前線の現場にいらっしゃる先生からの具体的で示唆に富むお話を伺い、生徒達は、社会で幸せに生きるために必要な事柄や大切にすべき姿勢を深く学びました。

2023年も生徒達が創立者成瀬仁蔵の遺した三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」を実践し、自らの人格を高め、未来を切り拓いていく人に成長できるよう、教職員一同努めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。