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2021/04/24

  • 高校生活レポート

特別講座「知の泉」”現代社会を見つめる『産婦人科医療に携わって』”(2021/4/24)

今年最初の【知の泉】は4月24日(土)、「現代社会を見つめる1 産婦人科医療に携わって」と題して、産婦人科医として生殖医療の第一線でご活躍なさっている本校卒業生の井谷よしみ先生をお迎えしました。ご自身の体験や現在のお仕事の様子を踏まえ、女性の身体の仕組みや子供を産むことや仕事との関係について、じっくりお話を伺えました。「自分の人生の代わりはいない」というお言葉に、多くの生徒が感銘を受けていました。この後、希望者は小論文を書き、添削を受けて学びをより深めていきます。

生徒の声(抜粋)

  • この講座を受けて、私が健康に生まれてきたのは決して当然なことではなく、本当に奇跡に近いことなのだと強く感じることができました。私を産むために、私の知らないところで、親は沢山の不安や苦悩を乗り越えてきたのかもしれないと思うと感謝しなければなと思いました。
  • 女性という立場でいることは、ただただ仕事をしてキャリアを積む、ということ以上に、妊娠出産についての知識と考え方をしっかり持っていることが大切だと学んだ。私は今、自分がどんな職についてどんな働き方を望むべきか考えていたので、先生の言葉は私にとってとても印象深いものとなりました。
  • 事前課題で養子縁組について考えた上で、今回さらに母親の視点から丁寧に教えて頂けたことで、一層知識の幅が広がりました。(中略)自分の人生に責任を持てるのはまさに自分自身に他ならないと痛感しました。(中略)人生設計がしっかりと構築出来ていれば、支えてもらうばかりでなく、先生のように、他者に対しても積極的に働きかけられることを知りました。このような気付きを頂けたことに感謝の気持ちで一杯です。
  • 女性としての生き方に正解は無いが、自分の体とも向き合いながら人生設計を立てていくことの大切さを学びました。女性としての自分の体を大切にして、胸を張って生きていける様になりたいです。