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2020/06/23
- 高校生活レポート
入学をお祝いする会(2020/6/23)
6月23日、西生田成瀬講堂にて入学をお祝いする会が開催されました。今年度の入学式は従来の形式では実施できませんでしたが、創立者である成瀬仁蔵先生の生誕記念日でもあるこの日に、改めて1年生の入学をお祝いしました。
はじめに校長先生より、今日という日が本校にとって大切な記念日であること、そして先の見えない状況の中で一人ひとりが幸せに生きていくために心に留めておいてほしい3つのこと——自ら考え、学ぶこと、実際に行動すること、困ったとき、苦しい時には遠慮せずに周りの助けを求めること——をお話しいただきました。
その後、在校生代表、新入生代表からそれぞれ言葉が述べられ、学生歌を心の中で歌い、閉式となりました。式の後、舞台上にてクラスごとに集合写真を撮りました。
6月から登校が始まり、クラスメイトとは徐々に顔なじみになってきた頃ですが、1年生378名が一堂に集まったのはこの日が初めてです。式典らしい厳かな雰囲気の中、生徒たちの真剣なまなざしと例年の入学式よりも少しばかりリラックスした表情が印象的でした。
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西生田成瀬講堂へ集合 -
校長先生のお話 -
在校生代表 -
新入生代表 -
75回生378名 -
記念撮影
生徒の言葉:在在校生代表による歓迎の言葉(抜粋)
この学校は新しい挑戦への機会や選択肢が溢れています。新たなことに挑戦し、何かを得るとき、人は無意識のうちに別の何かを手放しています。そのため、一つの選択には大きな責任を伴います。私たちは沢山の選択肢と、選ぶ自由を持っているからこそ、今の自分に必要なものは何かを自らで判断しなくてはならないのです。〔…〕まだ見ぬ高校生という世界に不安を感じているかもしれませんが心配しなくても大丈夫です。皆さん一人ひとりにとって自分の個性を最大限に活かせる場所がこの学校では必ず見つかると思います。〔…〕今しかない高校生というかけがえのない日々をどうか大切に過ごしてください。
生徒の言葉:新入生代表による入学の言葉(抜粋)
私たちにできることは何か。この時代を生きる私たちだからこそ、日々があることや学べることへの感謝を胸に過ごしながら、広い視野を養い、柔軟なものの見方で社会を変えていく人に、私はなりたいのです。これから始まる高校生活。それは自分のためでもあり大勢の未来のためでもある。世界の子供たちに寄り添い、時に背中を押してきたチャールズ・シュルツは、こう残しています。「昨日から学ぼう。今日を生きよう。明日を見つめよう。」失ったものではなく、未来を見つめ、日々を漫然と過ごすことなく、私にしか造れない人生を築き上げていきます。