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2019/12/23
- 高校生活レポート
特別講座「知の泉」”書を持って、町に出かけよう”(2019/12/23)
特別講座「知の泉」の一つとして、「書を持って、町に出かけよう」を12月23日(月)に実施いたしました。今回は本校の国語科教員が講師を担当し、適宜解説・紹介を行いながら本郷界隈をめぐりました。現在の本郷界隈はかつて「山の手」と呼ばれた空間に当たり、明治・大正期の文学者にとって身近な地域の一つでもあります。この講座では授業という枠組みにとらわれずに、地域・建物を実見しながら文学史・作品を新しい観点から眺めていきます。
当日は冬休みに入っておりましたので混雑する時間帯を避けて講座が開催でき、天気にも恵まれて滞りなく終了することができました。二時間半も歩くのはなかなか疲れるものですが、絶えず文学に触れる時間になったと思います。生徒が文学を理解するその一助となったなら幸いです。
生徒の言葉
- 楽しい企画でした。本当に興味深くて、沢山学びのある有意義な一日でした。卒業までにまたこういうイベントがあればいいなぁと思います。是非また開催して欲しいです。
- そこに文学者が生きていたという事実にロマンを感じながら町を歩けました。特に記憶に残っているのは樋口一葉の旧居跡です。標識も面影もないので解説がなければ一葉が暮らしていたことも知らず、素通りしていたと思います。解説を聞きながら街を歩くことで本を読むだけでは得られない理解を得られました。