フランス語・ フランス文化研修

フランス語・ フランス文化研修

研修概要

前半の約10日間は地中海に面した南仏カンヌ近郊の街にあるラ・ナプール城に滞在します。午前中は語学学校グラン・ブルーによる語学研修を受け、午後はフィールドワークに出かけます。夜はフランス人のヴァカンス客の皆さんと一緒に夕食をとるなどして交流します。後半のパリ滞在では、南仏で身につけたフランス語力を活かして少人数のグループによる自主研修を行い、美術館や歴史的建造物の見学をします。この研修ではフランス語を学ぶだけでなく、フランス独自の文化、伝統、自然、ライフスタイル、など、様々な分野にわたって体験しながら学ぶことができます。日本女子大学で初めて「フランス語・文化研修旅行」が行われたのは1994年のことでした。以来、600名以上の学生が参加しています。この研修でフランスが大好きになり、卒業後もフランスで活躍する卒業生を輩出しています。

研修地

フランス(南仏アルプ=マリティーム県およびパリ)

実施時期

夏季休暇中

日数

18日間

単位認定

なし

学科

限定なし

研修費用の目安

¥886,300

※上記は2025年度の実績です。年度により変わることがあります。

教員から

南カンヌGrand Bleu学院およびパリにおける語学と文化体験の研修です。日本と風俗も習慣も異なる異国で一定期間の滞在を経験することは極めて重要であり、参加した学生はまったく異なる文化を体験することで、大きく成長することができます。日本を異国の視点から見ること、日本の常識と異なることを知ることが、この海外研修の目的であり成果です。

参加学生から

南仏では、午前に語学学校で学び、座学だけでなく、家庭料理の体験もし、生活文化に触れました。先生方はとても親切です。苦手だった“r”の発音にも根気強く向き合ってくださいました。午後はモナコやカンヌなど名所を巡り、宿舎前の地中海で泳ぐこともできました。碧い海に身をゆだね、眩しい太陽に包まれた日々は私の宝物です。学習と観光を同時に味わえるのは、この研修の特権だと感じます。夕食時には現地の方々と交流をする機会に恵まれました。拙い私の言葉に耳を傾けてくれる優しさに触れ、抱いていた先入観も拭われました。南仏で習った表現をパリのカフェで活かせたときには、小さな自信と大きな喜びを得られました。長期留学では英語圏を選ぶ方が多いからこそ、短期留学で他言語を選ぶことには意義があると確信しています。この挑戦を後押ししてくれた家族に心からの感謝を捧げたいと思います。(2025年度夏季休暇研修より)