海外から見た日本を知る〜オランダ・ライデン大学イフォ・スミッツ教授の講演会〜

2023.07.14

7月6日(木)、本学のJWUラーニング・コモンズ かえでにて、オランダ・ライデン大学のイフォ・スミッツ教授による講演会を開催しました。
坂本清恵教授をはじめとした文学部日本文学科の教員がリードして、日本研究がご専門であるスミッツ教授を招聘。「400年の歴史からみるオランダにおける日本研究の現状」と題した今回の講演には、日本文学科を中心とした学生と教員の50名が参加しました。

スミッツ教授は、400年の歴史を2部に分けて講演。前半ではオランダにおける日本学史の時代区分から始まり、ドイツ人医学者、植物学者のケンベルや、オランダ人のドゥーフなど、当時日本に滞在した西洋人が見た日本についての著書を紹介されました。後半ではサンスクリット語の発見、インドとヨーロッパについて、キリスト教とのつながりなどをお話されました。ユーモアあふれるスミッツ教授の講演に、参加者全員が聞き入りました。

開会の挨拶で「ライデン大学との今後の学術交流協定締結を視野に、本日の講演会を実りあるものにしたい」と話した日本文学科長の石井倫子教授。その言葉どおり、とても貴重なお話で、充実した学びのときとなりました。

スミッツ教授を紹介する石井教授/真剣に聞き入る参加者

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