外国語で発信!私の学生生活

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日本での一人暮らし
文学部日本文学科3年
L.Y.さん

日本での一人暮らし

2020年の春から、私は日本女子大学の1年生になり、一人暮らしを始めた。
もし、コロナ禍がなかったら、2020年の3月に帰国して家族と再会し、18歳の誕生日を祝った後、家族も一緒に日本に来て、引っ越を手伝ったり、新生活に慣れるように助けてくれるはずだった。
しかし、コロナ禍のせいで、帰国の航空券がキャンセルされ、両親も日本に来ることができなくなった。私は、一人で一人暮らしの準備を始めるしかなかった。
一人暮らしの準備をするために、さまざまな困難に遭遇したが、幸いなことに、これらのことは一つずつ解決してきた。
例えば、引っ越し時期のことである。元々住んでいた寮の搬出日は3月25日だったが、新しい家の搬入日は4月1日だった。
あの頃の私はまだ成人していないし、コロナ対策も厳しかったので、搬入日までの間ホテルに住むことは難しい状況だった。幸い、親切な友達がいて、私は友達のところに泊まらせてもらうことができた。
他にも、本格的な一人暮らしを始める前に、水道や電気などの契約をしたり、引っ越し会社を探したり、区役所に行っていろいろな手続きをしたり、家具を買ったりなど、やるべきことがたくさんあった。
春は希望に満ちた季節でありながら、別れの季節でもある。
コロナ禍、離別、引っ越し、成人、大学生活、新しい環境。当時の私にとって、期待よりも不安のほうが多かった。
私の親友が京都の大学に合格し、東京から離れなければならなくなった。
18歳の誕生日の前夜、私は徹夜で引っ越しの荷物を梱包していた。荷物の整理が終わって、カーテンを開けたら、もう夜が明けていたことに気づいた。
何かが家に舞い込んだようだ。
それは雪だった。3月の雪だった。
私は南方出身なので、こんなに雪が降り積もっているのは初めて見た。桜の花びらと雪が一緒に落ちる景色も、初めて見た。すごく綺麗だった。
その瞬間、私は本当に大人になったような気がした。

気付けば、私が一人暮らしを始めてから2年以上が経っている。一人暮らしも、今ではすっかり慣れた。
コロナ禍での一人暮らしは、私にとって、きっとかけがえのない貴重な経験になると思う。

在日本的独居生活

2020年的春天,我成为了日本女子大学的一年级学生,开始了独居生活。
如果没有疫情的话,我会在2020年的3月回国和家人团聚,庆祝完18岁生日之后,再和家人一起来到日本,和我一起搬家,帮助我适应大学的新生活。
可因为疫情,回国的航班被取消了,父母也没有办法来到日本。我只能一个人开始准备独居生活。
在准备独居生活这件事上面,我遇到了很多困难,但幸运的是,这些事情都一件一件地解决了。
比如说,原先宿舍的搬出日期是3月25日,可新家的入住日期是4月1日。中间这一周,我没有地方住。那时的我还没有成年,又赶上了疫情时期,很难入住酒店,行李也没有地方存放。幸好,我的朋友给了我一个住处,让我不至于到睡大街的地步。
在正式开始独居生活之前,要做的事情还有很多:水电的签约,找搬家公司,去区役所办各种手续,还有买家具等等等等。
春天是充满希望的季节,也是分离的季节。
疫情,离别,搬家,成年,大学,新环境。当时的我比起期待,更多的是不安。
我的朋友考去了京都的大学,因为租房签约的事情必须在我生日当天离开东京。
18岁生日的前一晚,我一直在通宵打包搬家的包裹。当我打包完拉开窗帘的时候,发现外面已经天亮了。好像有什么东西飘进家里,我一看,居然是雪。是三月的飞雪。我是南方人,第一次看见这么大的雪,也是第一次看见樱花和雪花一起落下。
那一刻,我感觉我好像真的成年了。

不知不觉,我已经独居两年多了,早已经适应了独居的生活。我想,在疫情期间开始独居这件事,在我的人生中,一定会成为一次独特而又宝贵的经验。