「こころ」に、
科学的・実践的にアプローチする

心理学科

「こころ」に、
科学的・実践的にアプローチする

複雑化する現代社会での「こころ」の問題を幅広く複合的に探究します。「こころ」の働きに関する基礎的、応用的研究に取り組み、実践力を身につけた人材を養成。公認心理師および臨床心理士を目指すための基礎教育としても、十分な教育内容を提供しています。

学科の特色

  • 1心理学の2本柱をしっかりと学ぶ

    「基礎心理学」として、認知、発達、比較、生理などの心理学を習得。「人間関係(臨床)心理学」では、人格心理学、臨床心理学、社会心理学などの対人的心理学を中心に、人間の心の問題を深く掘り下げ、家族、コミュニティ、犯罪などの心理学も学びます。

  • 2参加型・体験型の授業で実践的能力を養う

    1・2年次に心理学の基礎的な考え方を学び、心の仕組みや働き方を知るとともに、それらを明らかにする科学的な研究方法を理解します。学生が自主的に授業に参加できるように少人数制の演習・実験科目を1年次から必修とし、きめ細かな指導を行っています。

  • 3高い大学院進学率とあらゆる場で生きる専門性

    研究を通して培われる知性と人間性は、人と接するすべてのフィールドで生かすことができます。また、本学科での学びを土台に、公認心理師・臨床心理士や研究者を目指す学生も多く、25%の学生が大学院へ進学していることも特徴です。

心理学科の4年間

1

入門となる授業で心理学の学びを把握

大学で学ぶ心理学のイメージを具体的に把握するために、各分野への入門となる授業が用意されています。

2

基礎力を身につけて興味関心を広げる

3年次からの専門的な授業に向け、その基礎となる講義を各分野にわたって配置。興味関心の裾野を広げます。

3

体験的な学習により実践で役立つ心理学を学ぶ

ゼミでは、実験や観察などの体験的な学習が豊富です。病院や企業などの現場で役立つ心理学を学びます。

4

卒業論文執筆を通じた研究の総仕上げ

卒業論文を執筆。学術論文を理解し、批判的な思考で新たな研究へと発展させていく研究者としての姿勢も養います。

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授業紹介

心理学実験Ⅰ

小グループでの実験や観察を通して、心理学の基礎領域に関する基本的な現象を理解します。感覚・学習・記憶・行動について、ラットを用いた実験や映像資料を使ったニホンザルの行動観察を行い、実験・観察の方法や結果の分析法を学びます。科学論文の初歩となるレポートの書き方、プレゼンテーション技法も学び、心理学の研究方法を習得します。

学生一人ひとりに応じた支援できめ細やかなサポートを実現

日本女子大学が目指しているのは、社会に貢献できる自立した女性を育てることです。
卒業した学生が生涯にわたって個々の力を発揮するために、また、目指している職業に就き、自己実現を果たせるように、就職支援に力を入れています。