
家政学部をもっと知る
家政学は“ 生活を科学する”、すなわち生活の質の向上と人類の健康、安全、福祉に貢献 する実践的総合科学(サイエンス)です。生活者であることに立脚し、人間生活とその環境を 追究することで人類の幸福に貢献する実践的な学問といえます。日本女子大学家政学部の五つ の学科(児童、食物、住居、被服、家政経済)で学ぶ事柄は、すべて私たちの身近な生活 を素材にしたものです。それを自然科学的、人文科学的、社会科学的に探究し、理論を実 生活に応用することにより、職業的能力など自分自身の「生きる力」を大きく発展させ、社会をより豊かにする力をも養うことができるはずです。国際化、少子高齢化など大きな転換の時代を担 っていく皆さんに、こうした意味を持つ家政学部の諸分野を是非学んでいただきたいと思います。