生活を「科学」し、
人類の豊かな幸福をつくり上げる
家政学部

家政学部

生活を「科学」し、
人類の豊かな幸福をつくり上げる

学部長メッセージ

家政学部長 岡本 吉生
家政学部長 岡本 吉生

持続可能な環境の実現のために本物の学びを

2020年世界中で猛威を振るった未知のウイルスは、われわれに、日常生活の尊さを改めて実感させました。朝目覚め、日の光を浴びて、朝食をとり、服を着替えて、仕事を始める。そして、他者とかかわる。日常の営みの中に、人は自然を感じ、人や社会とのつながりに手応えをもち、豊かな人間性を育んでいく。家政学は、私たちの日常生活を構成する、いわゆるヒト、コト、モノといった万物の互恵性に着目し、生活者の視点から人類の善き生を追及することに価値をおく学問です。家政学の学びと実践を通してこそ、いま人類に求められる持続可能な社会が実現するのです。本学の家政学部は、児童、食物、住居、被服、家政経済の5学科がそれぞれの先端の学びを用意しています。あなたの学びと歩みが、個人や家庭から地域や国家、さらには地球や宇宙へと連なる循環的生態系を持続可能な環境とし、平和で安全な暮らしを支える力となるのです。


家政学部をもっと知る

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家政学は“ 生活を科学する”、すなわち生活の質の向上と人類の健康、安全、福祉に貢献 する実践的総合科学(サイエンス)です。生活者であることに立脚し、人間生活とその環境を 追究することで人類の幸福に貢献する実践的な学問といえます。日本女子大学家政学部の五つ の学科(児童、食物、住居、被服、家政経済)で学ぶ事柄は、すべて私たちの身近な生活 を素材にしたものです。それを自然科学的、人文科学的、社会科学的に探究し、理論を実 生活に応用することにより、職業的能力など自分自身の「生きる力」を大きく発展させ、社会をより豊かにする力をも養うことができるはずです。国際化、少子高齢化など大きな転換の時代を担 っていく皆さんに、こうした意味を持つ家政学部の諸分野を是非学んでいただきたいと思います。