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学園の概要

学校法人日本女子大学 理事長 今市 涼子

学校法人日本女子大学
理事長 今市 涼子

創立120周年を迎えた本年4月、日本女子大学では、西生田から人間社会学部が目白キャンパスに移転し、4学部(家政学部、文学部、人間社会学部、理学部)が本学創立の地、目白に集結いたしました。目白キャンパスでは、新しい教室・研究室棟「百二十年館」、新学生棟「杏彩館」もオープンし、今、キャンパスが華やいだ雰囲気に包まれています。コロナ禍で大変な時ではありますが、学生の皆さまの楽しそうな顔や声に接すると、嬉しい気持ちで一杯になります。4学部の教職員と学生が同じキャンパスに集うことによって、本学の教育・研究にも跳躍的な進化が起きることを期待しております。

今、社会は実に多様です。しかも早いスピードで非連続に変化します。そのような社会の中、人生百年時代を生きる人々に、本学は「生涯を通じて学べる機会を提供し、お一人お一人が自己実現に向けて成長できる社会を創ること」を目指します。このビジョンはまさに成瀬先生の次のお言葉を受けてのものです。「生涯を進歩の過程とし、新しい知識を求め、生きた経験を積み、幾歳になっても青年のような旺な精神をもって益々奮闘して境遇を開いて行く人こそ、立派な人格である。」

また、本学が担う社会的役割について、昨年来、教職員間で議論してまいりました。今の時点での答えは、「自分が変わり、日本を変え、世界を変え、ともに新しい未来を創り出す」、つまり「新しい明日を共創する」というものです。この考えは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学へと続く、本学の一貫教育の軸とすべきもので、これについてはさらに議論を深めるつもりです。

昨年は、コロナ禍の影響を受け、対応に追われた一年でした。附属校園、大学のそれぞれで、教職員、そして保護者の皆さまが力を合わせて乗り切ってまいりました。コロナ感染症は、まだまだ終息の見通しがたっておりませんが、そのような中、理事長として、日本女子大学の教育理念の実現のため精一杯努力する所存です。