お知らせ

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日本女子大学文学部・文学研究科学術交流企画 「一節切譜の復元からみた長唄の旋律」(2022年2月19日(土)開催)

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日時

2022年2月19日(土) 14:00~16:30(終了予定)

会場

日本女子大学 目白キャンパス 【新泉山館大会議室】

概要

1. 高桑いづみ 文政期の一節切譜出版事情ー「糸竹古今集」「糸竹五色貝」をめぐってー
2. 配川美加 長唄《鷺娘》の伝承  
   一節切復元演奏 笠原雅子  長唄演奏 日吉栄寿
3. 坂本清恵 長唄《鷺娘》の旋律におけるアクセント
4. 星野厚子 長唄《相生獅子》の伝承
   一節切復元演奏 笠原雅子
5. 演奏 長唄《鷺娘》 
   唄 日吉栄寿
   三味線 東音伊藤恭子
       杵屋三澄那

参加費

無料

参加申し込み方法

下記のURLまたはQRコードから参加申し込みフォームにアクセスしてお申し込みください。
※先着70名

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※開催方法が変更になる場合は大学HPなのでお知らせいたします。

開催趣旨

明治になるまで詳細な楽譜のなかった長唄にとって、今回取り上げる『糸竹古今集』『糸竹五色貝』は、文政期に板行された一節切(小型尺八)の楽譜で、当時の長唄曲の旋律をうかがう貴重な資料といえよう。その一節切譜を解読した上で、長唄正本や番付、現行の三味線譜なども含めた総合的な研究をおこなって、江戸後期の長唄の実態や、その旋律に反映された歌詞のアクセントを総合的に考察する。まず高桑が一節切譜の実態について出版状況などを概説し、続いて配川が『糸竹五色貝』に掲載された曲の内、宝暦12年(1762)初演の《鷺娘》について、明治に加えられた新合方をのぞけば文政5年(1822)当時と現行の伝承に大きな違いはないことや現在に至る伝承を報告し、坂本は、一節切譜と現行の三味線譜、唄譜、初演時の正本の胡麻章から長唄に反映する当時のアクセントについて考察する。続いて星野が享保19年(1734)初演の《相生獅子》について、一節切譜と現行演奏で一致しない旋律型について考察する。いずれも一節切の実演をまじえて具体的に考察したあと、最後に、一節切譜に基づいた長唄曲《鷺娘》の復元演奏を鑑賞する。
一節切や長唄の実演を豊富に交え、実演と講演をクロスした企画により、多角的に江戸時代の文学、音楽をとらえ、学生、院生をはじめとする参加者が、日本文化を理解し、自らその特徴を説明するための端緒としたい。