お知らせ

成瀬記念館

創立120周年記念 女子総合大学へのあゆみ

開館日(年間予定のページをご覧ください)
開館時間(年間予定のページをご覧ください)

 1901(明治34)年に「日本女子大学校」として開校した本学は、創立120年を迎えました。これを記念して、「創立120周年記念 女子総合大学のあゆみ展」を開催します。
 明治政府は、1871(明治5)年に「学制」を公布し、1879年に男女別学制度を確立しました。男性と女性では教育内容に差が生まれ、また進学ルートも制限されました。戦前を通して、女性の進学先は制度上、女子高等師範学校か専門学校などに限られており、大学進学の扉は原則として閉ざされた状態にあったのです。
 そうしたなか、創立者成瀬仁蔵は、本邦ではじめての「女子総合大学」の創立に、広岡浅子らと乗り出しました。本校創立後は、女子高等教育の制度的承認(大学昇格)と拡充(総合大学化)を求め、麻生正蔵や渋沢栄一といった盟友とともに闘います。成瀬が夢半ばでこの世を去ると、卒業生である女性たちが闘いの継承者となりました。
 国の教育政策、不況や戦争、人口の増減など、時代の大きな波風に、女子総合大学の理想は翻弄され続けます。しかし、女性たちは知恵を絞り、可能性を諦めず、しなやかに状況に対応することで、着実に女子総合大学の道を切り開いてきました。
 本展では、キャンパス構想や新校舎案などの資料とともに、女子総合大学を目指した本学における120年の歩みを概観します。併せて、第二展示室では「日本女子大学と渋沢栄一」を開催し、渋沢による書や石橋和訓作「渋沢栄一肖像」をご紹介しております。ぜひ、ご覧ください。

  • 「教えの庭」『家庭週報 No.15』附録(1905年)
  • 「日本女子大学校々内雙六」 (1907年頃・桜楓会出版部)
  • 「女子総合大学構想図」 成瀬仁蔵『女子教育改善意見』より(1918年)
  • 創立25周年・高等学部設置記念事業にて「日本女子大学校建築予定図」(1928年)