お知らせ

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第3回 JWU女子高等教育センター主催セミナー「IRを本格化させるための学内体制の構築方法」—北陸大学学長補佐 田尻慎太郎先生をお招きして

日時
12月19日(木)18:00~19:00

場所目白地区:502・503・504会議室
西生田地区:第1会議室(TV配信)

講演者
田尻 慎太郎 先生
(北陸大学 学長補佐(情報・IR担当)、経済経営学部マネジメント学科教授)

 JWU女子高等教育センターでは、文部科学省や私学助成、認証評価においてもその重要性が指摘されているIR(インスティテューショナル・リサーチ)について教職員の理解を深め、本学におけるIR体制を構築していくために、最前線で活躍する北陸大学学長補佐の田尻先生をお招きし、IRの現状と課題、北陸大学の取り組み事例等をお話いただきました。
 ご講演では、まずIRが求められる背景が分かりやすく説明され、思いつきや思い込みではなくデータに基づいた意思決定を行う必要性、整合性ある3ポリシーを基礎とした体系的な学修データの分析や情報公開を推進するためにIRが求められていることが強調されました。
 社会的要請が高まるIRですが、田尻先生の調査によれば、大学におけるIR関連部署の在り方は様々であり、大学の規模や置かれた状況によってその役割が全く異なるそうです。こうしたことから、日本の大学における「IR」の定義がいまだ定まっていないことが分かります。
 次に、北陸大学が目指す分散型IR体制の構築方法や課題、各種アンケート調査において回収率を高くするための工夫やテクニックなどを多数ご紹介いただきました。
 最後に、各大学がIR活動を推進するために重要なのは、単にデータを集計しその結果を報告することではなく、データを意味ある情報に変えることであり、「自大学のIRは何のために行うのか」を明確にしたうえでIRに取り組む必要性があることが力説されました。曖昧なままIRを進めても何の意味もなく、疲労感だけが残ってしまうとの田尻先生のご発言に、大きく頷く教職員の姿が見られました。
 講演に参加した教職員からは、「具体的事例が多く、大変分かりやすく参考になった」、「来年もまたお話を伺いたい」等の意見が多数寄せられ、セミナー翌日には「当日参加がかなわなかった教職員へも資料を配布したい」という要望がIR推進室に殺到しました。
 今回のセミナーをきっかけとして、本学におけるIRの目的を明確にしたうえで、本学らしいIR体制を教職協働で構築いていきたいとの思いを新たにいたしました。

※当日配布資料は、イントラネット「教職員のページ」よりご覧いただけます。