お知らせ
成瀬記念館
【目白】没後100年記念 成瀬仁蔵書簡展(前期:9月20日(金)~10月20日(日・学園祭) 後期:11月5日(火)~12月20日(金))
没後100年記念 成瀬仁蔵書簡展
成瀬仁蔵(1858-1919)は、1901(明治34)年に日本女子大学校(現在の日本女子大学)を創設しました。家政学部、国文学部、英文学部の3学部で開校した初年度の入学者数は222名に及び、いかに多くの女子が高等教育機関の誕生を待ち望んでいたかが分かります。
しかし、女子教育に理解を得ることが困難であった明治時代において、ここに至るまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。その軌跡は、成瀬と同じ夢を抱き本校設立に尽力した麻生正蔵、成瀬の牧師時代から伴侶として苦楽を共にしてきた妻マスエ等への書簡から読み解くことができます。
成瀬記念館には、現在成瀬の発信・受信書簡約3200点が保管されています。そのうち発信書簡は約360点で、これらの書簡は成瀬の死後、関係者や卒業生により本学に寄贈された後、成瀬記念館分館(旧成瀬仁蔵住宅)や図書館等で保管・整理され、当館開館と同時に移管されたものです。
本展では成瀬の没後100年を記念し、発信書簡を展示いたします。成瀬の志を継ぎ第2代校長となった麻生正蔵と最愛の妻マスエを中心に、そのほか本校設立・運営に協力した人々、成瀬の教え子や郷里の人々への書簡等をご紹介します。
会期 | 2019年 9月 20日(金) ~ 10月20日(日・学園祭) 11月 5日(火) ~ 12月20日(金) |
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開館時間 | 午前10時 ~ 午後 4時30分(土曜日は12時まで) |
休館日 | 日・月曜日、祝休日 |
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麻生正蔵(1864-1949)年 -
1899(明治32)年6月6日 麻生正蔵宛書簡 -
成瀬マスエ(1860-1900)年 -
1891(明治24ヵ)年2月14日 マスエ宛書簡