受賞者・受賞団体紹介

prize

過去の受賞者・受賞団体

※所属、役職等は受賞当時のものです。

第12回(2016年度)受賞者・受賞団体

顕彰

日本女性外科医会

特別

NPO法人 平塚らいてうの会

顕彰

日本女性外科医会
研究テーマ 日本医学会分科会における男女共同参画を目指したJAWSの活動
講評

 最近の日本では医師国家試験の合格者の約3割が女性であり、外科医志望の女性も増えつつある。しかしその前途は厳しく、医師であり続けようとすれば、環境改善、育児支援、勤務形態の柔軟化、産後の復職支援などが必要になる。そのような立場にある女性外科医のワーク・ライフ・バランスをサポートし、継続就労を推進するために、2009(平成21)年「日本女性外科医会」(略称JAWS)を立ち上げた。

            

 以上は代表世話人冨澤康子氏が書いたものの要約であるが、このような信念ともいえる考え方が核心にあるからこそ、日本女性外科医会が困難を乗り越えて改革を進めた実績があると思われる。その着眼と工夫とは新鮮で人間社会の現実に根差しているものであると同時に、非常な活力と説得力を持つ。平塚らいてうが希求した男女共同参画を目指す活動は、顕彰にふさわしい。

          

特別

NPO法人 平塚らいてうの会
研究テーマ 『平塚らいてうの会紀要』(2008~)によるらいてう研究成果の発表
講評

 2001(平成13)年に発足した「NPO法人平塚らいてうの会」は、『ニュース』の発行や「らいてう講座」の実施、『青鞜』原本の蒐集、『平塚らいてうの会紀要』の刊行などを通して、らいてう研究の促進及びらいてうの思想の普及に多大な尽力をされた。『紀要』に掲載された未発表資料は貴重であり、とりわけ従来不分明であった戦時中の思想的模索及び戦後の平和思想の解明は、研究を大きく進展させた。

        

 また、2006(平成18)年には信州の上田に「らいてうの家」を開設し、本年で10周年を迎える。この記念施設の運営を通して、らいてうの存在を改めて世に知らしめ、らいてうのめざした平和社会を現代に実現させるべく活動してきた功績はきわめて大きい。

        

 このような際立った功業に対し、「特別」を贈呈することとした。


第12回 選考委員


  1. 佐藤 和人 [日本女子大学学長]
  2. 出淵 敬子 [WILPF(婦人国際平和自由連盟)日本支部副会長、日本女子大学名誉教授]
  3. 倉田 宏子 [城西国際大学客員教授、日本女子大学名誉教授]
  4. 羽田 澄子 [記録映画作家]
  5. 大沢 真知子 [日本女子大学 現代女性キャリア研究所所長]

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