学びをすぐ日常に活かせるのが家政学の魅力 学びをすぐ日常に活かせるのが家政学の魅力

食物学科(1年次入学)

石坂さん (50歳代・中部地方在住)

自分の引き出しを増やすため、大学で学び直し

エステティックサロンを経営する傍ら美容学校で講師を務めています。今ではインターネットが普及し、誰でも簡単に健康や美容についての情報を手に入れられるようになりましたが、残念ながら正しい情報ばかりとは限りません。そのため、学生たちに正しい知識を説得力を持って教えるためには、自分自身がより深い知識や教え方の引き出しを増やしていく必要性があると強く感じるようになりました。そこで、まずは業界内の講座などに足を運びましたが、もっと専門的な場所で異なる視点に立って学び直したいと願って、4年前に食物学科に入学しました。

私にピッタリの学びの場を見つけたものの、実は入学を決意するまで「本当に大学の学びについていけるのかしら」という不安があって、5年ほど二の足を踏んでいました。その間、本当にカリキュラムをこなすことができるのかと、何度も取り寄せた資料を確認し、働きながら大学院まで修了した同業の方にもお話をうかがいました。また、お店のお客さまからの「伝統ある大学[Keyword1]で学べるんだから頑張って!」という言葉にも背中を押されました。

予想を超えた嬉しい収穫

もともと仕事で必要となる健康や栄養など「からだ」に関する知識を深めるために入学をしたのですが、学部共通科目[Keyword2]などの授業を履修してみて、改めて家政学は身近な家庭のことからライフスタイル、さらには私たちが生きる社会において女性が抱える諸問題など、幅広い分野を扱う実学だという発見もあり、予想を超えた収穫に入学して良かったと感じています。また、家族が健康管理にも気を付けるようになり、思わぬところで私の学びが影響しています。

通信教育課程での学びで大切なことはやはり継続して学ぶことですが、その点、家政学という分野は、授業での学びを毎日の生活に活かせるので楽しく学べ、モチベーションを保つことができました。超高齢社会を迎え、健康志向がより高まっている中、良いタイミングで学べていると思っています。

私たちの仕事は形のないサービスを提供しているので、表現する力が要求されますが、リポートを書く際に「自分の言葉」で書くことを意識してきたせいか、仕事においても知らず知らずのうちに私の言葉で表現することに慣れてきたと感じています。

もうすぐ卒業を迎えますが、スクーリングなどで他の2学科の先生や学生の皆さんのお話を伺うと、もうちょっと大学に残って他の学科の授業も受けてみたいという気さえするほど、いま学びを楽しんでいます。

Keyword1【伝統ある大学】

日本女子大学校として1901年[明治34]年創立。1948[昭和23]年、新制大学として日本女子大学が発足すると同時に「家政学部通信教育講座」の設置が認可され、通信教育課程は2018年[平成30]年、70周年を迎える。

Keyword2【学部共通科目】

通信教育課程児童学科、食物学科、生活芸術学科の3学科は家政学部に属する。家政学の総合性・独自性を理解するために「家政学概論」「生活と児童」「生活と食物」「生活と被服」「生活と住居」「生活と経済」のうち6単位が選択必修となる。この他「生活と人間」「企業経営入門」「商品・サービス等の品質と安全性」といった科目も選択することができる。

【軽井沢卒業セミナーより】
真剣に聞く。共に学んだ仲間の発表だから
【三泉寮を散策】
ここ、にも「自学自動」の精神が宿る

(2018年7月、軽井沢卒業セミナー修了後にインタビュー)

DEPARTMENT
INTRODUCTION

学科紹介

食物学科

学校・職場・地域などの生活の場における食物の本質を科学的に究明します。さらに、健康的で活動的な心身の発達と維持のために必要な要件を明らかにし、多様化する食生活に対応する理論およびその技能の修得を目指します。食物学科の科目以外に必要な科目を加えて履修することにより、中学校一種・高等学校一種の「保健」「家庭」の教育職員免許状および学校図書館司書教諭の資格、また、受験によりフードスペシャリスト資格も得ることができます。

食物学科