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校長の言葉


中学校校長の言葉



中学校校長 椎野 秀子

 あなたが今、一番興味のあることは何でしょう。時を忘れて興味あることに取り組んでいる時間は、とても主体的で密度の濃い時間です。私たちの学校での勉強や生活も同じです。

 本校の学びの主体は、常に生徒です。どの教科も「あなたはどう考えますか」と問いかけて興味を掘り起こし、自分で考えるための知識と方法を学びます。創立者成瀬仁蔵が実践した①外から取り入れた知識「印象impression」を、②整理して自分のものとする「構成construction」を経て、③言動に移す「発表expression」に繋げてこそ完成するという主体的な学び方。この今に新しい学びの姿勢が、120年間毎日の授業や学校生活全体に息づいています。「知る喜び」「分かる喜び」「伝える喜び」に満ちた学校生活で、生徒は広く深く物事を追究していきます。

 世界のグローバル化が進み時代の変化著しい今日において、新しい時代を豊かに生き抜くために必要なのは、しなやかに、したたかに、おおらかに自分を創ることです。森の中の学校で深呼吸しながら「私が私であること」と「あなたがあなたであること」を尊重し合う心を育て、しなやかにしたたかにおおらかに、自分を創っていきましょう。

 

 


 高等学校校長の言葉



高等学校校長 薄 由美

「生田、生田、わがふるさと」-これは本校で式典や行事の際、皆で歌う『学生歌』の最後の一節です。新宿から電車に乗って30分程度で到着するここ西生田キャンパスは、深い森の中にあります。生徒達は、「ふるさと」の美しい自然に包まれて、勉学に励み、人間性を磨いていきます。

 創立者成瀬仁蔵が唱えた「自念自動」の教育方針の下、本校では自ら考え、自ら学び、自ら行うことができる、人間性豊かな女性を育んでいます。約120年に及ぶ伝統と叡智は、生徒達が豊かな感性や知性、社会性などを獲得できるよう促してきました。自治と自由を重んじる校風の中で学んだ多くの卒業生は、様々な方面で活躍しています。

 思春期以降、人は「自分とは如何なる存在か、何のために生きていくのか」と己に問い続けます。唯一無二の解を求めるも、正解が一つとは限らず、途方にくれることもあります。それでも諦めず、正しく考えるために、真摯に学ばなければならないことを悟ります。

 本校では、高校時代に学びの裾野を広げ、豊かな教養を身につけてほしいと考え、全ての教科を幅広く学ぶことを大切にしています。同時に、選択授業や特別講座「知の泉」など、深く掘り下げて学ぶ機会を提供し、将来へ向けた科学的探究心や知的好奇心を育成しています。更に、本校の教育の大きな柱である「自治活動」を通して、自らの意見を発信すると同時に、多様な価値観を理解し互いを尊重する姿勢を培っています。

 成長途上にある生徒達が、生田の森の自然豊かなキャンパスで過ごす日々を通して、自信を持って自立の道を歩んでいくことができるよう、私たち教職員は精一杯支援してまいります。