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音楽で綴るクラスの思い出
~音楽会中止の代替措置として~
<校長より14>(2021/3/6)





 生田の森のあちこちに可憐な花が咲き、鶯のさえずりも聞こえ始めて、本格的な春の訪れを感じさせます。
 緊急事態宣言の再発出を受けて、本校では1月中旬からオンライン授業と対面授業を併用したハイブリッド型授業を展開し、先週、学年末試験が終了しました。例年、試験終了後の校舎には、3月上旬の音楽会に向けた各クラスの歌声が響き始めます。しかし、今年は本日(3月6日)に予定していた音楽会を中止し、「音楽で綴るクラスの思い出」と題する音楽会の代替措置を行うことにしました。
 本校では、記念日や行事の度に合唱する歌があり、式典の開始前には有志生徒による奏楽を聴いて、心を落ち着かせる習慣があります。器楽室や声楽室、ホール、モールや廊下など、校内の各所に全部で26台のピアノが置かれ、休み時間や放課後には、生徒達が自由に奏でています。音楽を通しての情操教育、すなわち歌声や演奏による自己表現を、コロナ禍においても大切に引き継ぎたい、と考えての今年の代替措置です。現在、生徒達は、クラスの仲間と協力しながら自宅で録音した歌声と学校で撮影した映像を組み合わせ、大人の予想をはるかに超えた創造力と行動力を発揮して、「音楽で綴るクラスの思い出」を制作中です。
 2月末の試験最終日には、今年度10月31日・11月1日に実施されたもみじ祭(本校の文化祭)のDVDと冊子が全校生徒に配布されました。手前味噌で恐縮ですが、生徒達が大切にしている活動への熱い思いが全ての画面、全てのページに溢れ、見る者の心を揺さぶる素晴らしい出来栄えです。「音楽で綴るクラスの思い出」も、DVDとして後日配布されることになりました。2020年度を駆け抜けてきた生徒達の大切な記録が、また一つ残っていくことを楽しみにしています。

校長 薄 由美