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高校生活レポート




植樹・創立記念式・全校会・歓迎会(2018/4/19)



4月19日、創立記念の植樹が行われました。これは3年生71回生の卒業記念の植樹でもあります。71回生が選んだのは黄色い花が咲くウコンという名の八重桜です。植樹式は3年生の園芸部が中心となって準備を進め、当日の司会進行も担当しました。

学年主任先生からは「枝葉はバラバラに見えても元になる幹は一つ、皆普段はそれぞれ活動しているけれど、よりよい学校生活に向けて力を合わせていこう。そして、木がゆっくり育つのと同じように、地道に教養を身につけ、文化を育んでいこう。」というお話がありました。その後、3年生が古くから伝わる「木植えの歌」を歌う中、全校のクラス委員と先生方が苗木に水をかけました。好天にも恵まれ、3年生にとっては、これまでの学校生活を振り返り、心を新たにするよい機会となりました。





植樹式の後、大ホールにて創立記念式が行われました。
ピアノによる奏楽演奏、創立記念式の歌斉唱に続き、本校卒業生で理学博士の齋藤理佳先生より「学びの心」という題での講演を伺いました。
最初に先生は学生時代を振り返りながら研究者への歩みをお話しくださり、続けて先生の研究テーマである、がん細胞とがん幹細胞、iPS細胞について話をしてくださりました。特に現代医療の最先端分野であるiPS細胞に関しては、先生が作った実際のiPS細胞を持ってきて見せてくださいました。そして「美しい化学」として、舞台上でウミホタルの発光実験を実演されました。ウミホタルの美しい青白色の光は生徒の心に強く印象づけられたようでした。
最後に先生から、「青春とは自分の夢を追い続けること、自分の選んだ道は常に正しい、後ろは見ずに常に先を見る、そしてベースは”positive thinking”」というメッセージをいただきました。



講演会 齋藤理佳先生

講演会「学びの心」



生徒の言葉:生徒感想文より抜粋

・ノーベル賞を受賞したiPS細胞を、母親の胎内で異常が見られた胎児に生かすという医学的分野の話は、とても聞き入ってしまった。また、皮膚から作るiPS細胞のサンプルを見た時は感動した。人の体がどれほど不思議なものであるか改めて知ることができた。

・普段勉強はやらなければならないと思いやっているが、人の役に立つため、新しいことを発見するためには、必要なことで、自ら学ぶという習慣をつけることは大事なことだと思った。そしてその習慣は今からつけて行かなければいけないと思う。先生は最後に「ポジティブシンキング」を中心に先生が大事にしていることを教えてくださった。私は選択を求められた時、失敗するのが怖くて無難な方を選んでしまったり、物事をマイナスに見てしまうことが多いが、「選択できるということはつまり自由が与えられている」という先生の言葉に背中を押された。

・がん細胞、がん幹細胞、iPS細胞、どれも聞いた事はあり、全く知識がない訳ではありませんが、あまりピンとはきていない、そんな様な位置づけでした。しかし今回、先生がお話しくださって、なんだか少しだけ先生が見ている「細胞の世界」と私の知識や学んできた事が共鳴したような気がしました。書きかけの物語のページ数が増えた感覚です。分野における今後の課題であったり、iPS細胞が具体的にどう用いられているのか、ということを聞けたのは、私にとっては未知の世界のお話でしたから、興味深くいつまでも聞いていたいと思いました。

・ウミホタルの実験を実演し、その場で見られたことが特に印象的であった。先生は、化学は日常の生活の中にも身近に存在するということをわかりやすく伝えてくださったので、数学や理科など理数系の話は苦手で興味のなかった私にとり難しくて近寄りがたい印象であったような話にも親しみを持たせてくださった。

・最後に斎藤先生が残してくださったメッセージはとても心に響いた。私は今、進路に悩んでいて日々不安に思うこともある。しかし、その時ベストだと思ってした選択は絶対に正しいので後悔する必要はない、と聞いて何だか安心した。今は色々悩んでしまうが努力し考えて出した自分の結論に、進路が決まったその日には笑顔で満足したいと思った。また、常にポジティブでいるように、と言うメッセージは当たり前のことであるが、私が最近一番忘れてしまっていることでもあった。そのため、そのメッセージを聞いたときは何だかハッとした。今日の講演は理学博士としての斎藤先生の素晴らしいお話をたくさん伺うことができたがそれ以上に、私達の人生の大先輩としての斎藤先生からの貴重なメッセージもたくさん受け取ることができたように思う。

・苦しんでいる誰かを早く、少しでも苦しみを取り除けるように、その為に医学が存在して、それを使って人を助けようとしている人達がいるんだ、と当たり前のことを深く実感しました。そして先生が最後に仰っていた「物事を多角的に見つめる」ということはとても大切だと思いました。私達は女子校にいることで性別による押しつけというものから離れています。しかし一方では、世間から影響を受けにくい環境であるということです。先生が仰っていたように、凝り固まった考えではなく、異なる方面から自然に事象を見つめられるようになりたいと思いました。



年間に3回予定されている全校会の第一回が終了しました。
前期クラス委員の承認、自治会総務による今年度基本方針の発表、総務各係、各部、各委員会から全校生徒へ向けての発表・注意事項等、盛りだくさんの内容でした。
運動会やもみじ祭についての発表もあり、今年度が本格的にスタートを切った、そんな印象の60分でした。
今年度の基本方針は、「ツナグ」。春休みから活動を始めた新総務で何回も話し合いを重ねて決定した方針が、皆の学校生活に繋がっていってほしいと願っています。



今年度総務基本方針

各部署からの発表



生徒の言葉:基本方針「ツナグ」について 総務

『人と人をツナグ』点と点を繋いで線を結ぶようにつながりあうことで、学校全体がひとつになることができます
『価値観をツナグ』話し合いや日々の生活を通して、それぞれの価値観を共有し、「自分の当たり前」を見直すことができます
『伝統をツナグ』学校生活のすべてにおいて、今まで関わってきた人たちの思いが受け継がれてきているはずです。


夜空に浮かぶ星たちがそれぞれ自分の力で輝きを放つように、点としての存在である私達も輝きを持っています。無数にある星々のように私達は皆違っています。その輝きも人によって異なっていることでしょう。しかし、その異なるエネルギーがつながりあったとき、輝きは無限大のはずです。
完全に理解し合い、一つになれるとは限りません。しかしお互いが歩み寄り、指先で触れ合うようにつながることはできるはずです。星がつながり夜空に星座を描くように、私たちも繋がりあい、より輝きを増していけるような学校生活を目指しましょう。



歓迎会では上級生がクラブなどで磨いた腕を披露しました。