みんなの様子

ブレイキン日本代表のShigekix選手が、豊明小学校でワークショップを開いてくださいました。
Shigekix選手（半井重幸選手）は先日の世界選手権で見事に優勝を飾り、パリオリンピックで活躍されたことも記憶に新しいところです。
今回はMIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS ワークショップツアー2025の一環として、豊明小学校で4～6年生全員を対象にトークセッションとブレイキン体験会を開いて下さいました。
会場に子どもたちが並んで待っていると突然音楽が響き始めて、Shigekix選手がブレイキンの演技をしながら登場です。素晴らしいパフォーマンスで、いきなり子どもたちの心をつかんでしまいました。MCのCHOPPAさんのエネルギッシュな進行でいよいよスタートです。

第1部のトークセッションでは、Shigekix選手のキャリアから始まり、夢への挑戦についてお話しいただきました。特に覚えておいてほしいとおっしゃっていたのは、次の3つです。
①夢が実現した自分をイメージすること
②そこから逆算して、そこまでの道のりの計画を立てること
③それを言葉にして、まわりの人たちにたくさん話すこと

続いて子どもたちからの質問タイムです。大勢が手を挙げました。主な質問は…
「どうしてブレイキンを始めたのですか？」（4年生）
「怪我をすることはありますか？」（5年生）
「夢に向かって進んでいると、途中で心が折れそうになることがあると思うのですが、そんなときどうやって乗り越えていらっしゃいますか？」（6年生）
「小学校2年生からブレイキンを始められたということですが、勉強との両立はどのようにしていらっしゃいましたか？」（6年生）
どの質問にも丁寧に、とても深い言葉でお答えいただきました。

第2部のブレイキン体験会には、Shigekix選手のお姉さんのAYANE選手（半井彩弥選手）も登場。AYANE選手はShigekix選手と共に今年の全日本選手権で優勝されています。
まずは舞台上でブレイキンの4つの要素（トップロック、フットワーク、パワームーブ、フリーズ）を実演。会場に感嘆の声があがります。
続いて、子どもたちに基本的な演技をステップバイステップで教えて下さいました。どの子もノリノリで、あっという間に動きをマスターしてしまいました。「真ん中で踊ってくれる人！」という声にも大勢が参加。ソロで見事に踊った子もいました。

最後にみんなで記念撮影。会場出口ではShigekix選手とAYANE選手が全員と一人ひとりハイタッチをして見送ってくださいました。
ほとんどの子どもたちにとっては初めてのブレイキン体験でした。体を動かす楽しさと創造性を体験し、またトップアスリートとの交流を通して夢や目標に向かって挑戦することの大切さを学ぶ良い機会となりました。