みんなの様子

創立120周年の前年を記念して「世界のお祭り〜GLOBAL」をテーマに、異学年で協力してつくり上げる“豊明なかよしフェスティバル”を開催しました。
1学期から約15回にわたり準備を進め、6年生が中心になってアイデアをまとめ、5年生が支え、3・4年生が工夫を重ね、2年生や1年生も少しずつ自分の役割を見つけながら、力を合わせてつくり上げたお祭りです。

会場には、子どもたちが考えた世界のお祭りをテーマにした遊びや展示が並び、スタンプラリーや輪投げ、謎解きなど、どのブースにも子どもたちの工夫があふれていました。
受付で優しく迎える姿、説明をするときの真剣な表情、ゲームに挑戦して笑顔になる姿など、学年をこえて関わる温かさが伝わってきます。

「なかよしグループ」は、本校が長く大切に受け継いできた異学年のつながりで、上級生と下級生が日常的に助け合いながら過ごす、豊明らしい温かな関わりです。
準備を進める中で「どうしたら伝わるかな？」「もっと良くできるかな？」と考えて動く子どもたちの姿には、自ら関わり感じとったことを探究しながら答えを見つけていく本校創立以来の“自学自動”の学びが自然とあらわれていました。

豊明のいつもの生活がぐっと広がった特別な一日。
子どもたちが帰り道や家庭で1日の出来事を話しながら、また次の学びへつながっていく、そんな豊明らしい温かい時間となりました。