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2025/07/18

【5年生】道徳ゲスト授業「アンコンシャス・バイアス」

何かを見たり、聞いたりしたときに、無意識に「こうだ!」と思い込むことを「アンコンシャス・バイアス」(略してアンコン)といいます。5年生の道徳では、昨年度に引き続き(一社)アンコンシャスバイアス研究所理事の太田博子さんをお招きして、ゲスト授業をしていただきました。今日は今年度2回目の授業です。
前回の授業ではアンコンとは何かを学びました。今回は宿題で考えてきた「私のアンコン」を紹介し合う活動からスタートです。
「きらいだと思っていた食べ物を食べてみたらおいしかった!」
「あの子はこんな性格だと決めつけていたけれど、実は違う面があるかも。」
「習字セットに筆を入れたと思い込んでいたけれど、入ってなかった!」
「運動は苦手だと思ってあきらめていたけれど、やってみたら楽しかった!」
などなど。
続いて「アンコンに気づかなかったらどんな問題が起こりそう?」という問いには、「人を傷つけてしまう」「自分の可能性を狭めてしまう」などと、どんどん手が挙がって発表が続きます。「アンコンに気づいたらどんな良いことが起こりそう?」という問いにも「世界が広がる」「争いや差別がなくなる」など、たくさん意見が出てきました。
アンコンシャス・バイアスは誰にでもあるもの。しかし「これもアンコンかも」「あっ、これもアンコンだ!」と意識することで、子どもたちの未来は変わってきます。たくさんの気づきがあった1時間でした。