みんなの様子

邦楽演奏家の福原千鶴さん(豊明小学校卒業生)、安倍真結さん、藤舎夏実さん、鳳聲月晴さんをお招きして邦楽鑑賞会を開催しました。
金屏風や緋毛氈で整えられた舞台、黒紋付の着物で演奏されるお姿は凛としていて、見ている側も思わず背筋が伸びるような気持ちでした。
『三番叟』『鏡獅子』からの抜粋、『江戸祭囃子』などの演目に加え、締太鼓、小鼓、大鼓、能管、篠笛など様々な楽器の仕組みや奏法を紹介してくださいました。
4年生の時にリコーダーや締太鼓・チャンチキ等で学習していた『江戸祭囃子』を演奏していただいた時は、みんな身を乗り出して聴いていました。
質問タイムでは、
「どうしてその楽器を始められたのですか？」
「聴いていて鳥肌が立つような思いでした。そんな素晴らしい演奏をするために、毎日どのようなことをしていらっしゃるのですか？」
「鼓を打つ途中でブレスをなさっていたと思いますが、どんな意味があるのですか？」
などと鋭い質問が続きました。どれにも丁寧に、内容の深いお答えをいただいて、更にいっそう心に残る体験となりました。