みんなの様子

2025/06/10

【教員研修】研究授業:4年生社会科「住みよいくらしをつくるⅠ(東京の上水道)」

今学期の校内研修は、4年生の授業を全教職員で参観する研究授業でした。日本女子大学人間社会学部教育学科の先生方も来校して大勢に見守られる中、元気にご挨拶して授業開始です。

今日の授業では水道の学習の導入として、何種類かの飲み水を実際に味わって比べる「利き水」をしました。テーマは「利き水をしてお水のちがいをたしかめよう」です。全く同じボトルに入った水を、何という水か知らされないまま飲み比べます。

まずは2種類、AとBの水から。子どもたちはわくわくしながら、テイスティングです。「こっちの方が重い感じ」「こちらは軽い」「少し苦みがある」「すっきりしてる」などと、微妙な違いを豊かに表現していました。
「どちらが飲みやすいですか?」という問いには、Aの方がやや多い結果に。Aは国内産のミネラルウォーター(軟水)、Bはフランス産のミネラルウォーター(硬水)でした。

次にCの水が登場。これにはすぐに「飲みやすい!」「いつも飲んでる味!」「冷水機の水!」という反応が返ってきました。その通り、クラスの冷水機の水だったのですが、それが水道水であることを知って子どもたちはびっくり!
更に水道水がそのまま飲める国が世界で12カ国しかないことを聞いて、またまたびっくりです。
これから始まる水道の学習に、やる気をかき立てられたようでした。今後の授業展開が楽しみです。