みんなの様子

2024/12/18

【5年生】家庭科「和食のお話」

昨年に引き続き11月18日に、和食を次世代に伝えるための活動機関「和食文化国民会議」副会長で料理研究家の後藤加寿子先生をお招きして、和食についてご講演いただきました。

まず「京都では、ごはんと一緒に食べるものをなんと言うでしょうか?」というクイズからスタートしました。正解は「おまわり」。主食のまわりに並べるおかずのことをさします。
ごはんとおかずを一緒に食べるのは、からだを作るものをバランスよく食べるためであるのはもちろんのこと、その組み合わせそのものが「美味しいから」というお話に、(なるほど)とうなずく子どもたち。
美味しいおかずを食べた時に「ごはんが食べたいなぁ」と思うのは、日本人の感性だそうです。口中調味という食べ方は、日本固有の食事法であると言えます。

また、食べ方のマナーについてのお話も伺いました。マナーは相手のために守るものであり、一緒に食べている人が不快に感じない所作を心掛けることが大切だということを再認識しました。
その後、子どもたちは実際に試食をして、五味(酸味、塩味、甘味、苦味、うま味)があることを体感しました。中でも、日本食は「うま味」が重要なポイントであることを教えていただきました。