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2024/03/23

【5年総合】11月 和食のおはなし

11月10日に、和食を次世代に伝えるための活動機関「和食文化国民会議」の副会長を務めておられる、料理研究家の後藤加寿子先生をお招きして、和食についてご講演いただきました。
まずは、普段の食事を振り返りながら、バランスがよくなる組み合わせ(一汁三菜)や、おかずとご飯を一緒に食べるとどんないいことがあるのかを教えていただきました。また、食べ方のマナーに着目し、食べる順番やおはしの持ち方についてのお話も伺いました。
その後、子どもたちは実際に試食することを通して、日本食のひみつに迫りました。日本食は世界で注目されていますが、それは一体なぜでしょうか。試食では、五味(酸味、塩味、甘味、苦味、うま味)があることを体感し、日本食は「うま味」が重要なポイントであることを教えていただきました。おいしくて体にも良いうま味。そのため、日本食は世界から多くの関心と人気を集めているのだと学びました。
最後に、食べ物へ、作った人へ、食べ物を作ってくれた自然への感謝を忘れず、「いただきます」を言うことの大切さについてお話ししていただきました。
講演をきっかけに、私たちが普段食べている食事について興味をもったり、改めて考える機会になりました。子どもたちは、食べることはおいしい!楽しい!と感じたようです。