みんなの様子

2023/12/26

【3年生 社会科 農家の方のご講演】

練馬区でキャベツ農家を営んでいらっしゃる井之口勇喜夫さんをお招きして、講演会を行いました。
講演会の前に給食でねり丸キャベツと出会い、実際に食べてみることで、いつも食べているキャベツと比べて、食感や見た目などに違いがないか記録をしたり、メモを取ったりして考えました。
また、そのおいしさにはどのようなひみつがあるのか、農家の方に直接自分が知りたい疑問を解決すべく、一人ひとりが問いを持って講演会に臨みました。
キャベツの種まきをする際に、土に自然に分解される糸に種を等間隔に仕込むことで、間引きすることなくまっすぐにキャベツを育てられる工夫に驚き、年々温暖化が進んでいることで、これまで苦労してこなかったことに労力を費やしていらっしゃる事実に考えを深めていました。子ども達が抱いていた農薬へのイメージも、正しい知識を持つことの大切さを知りました。
1学期の総合で、自分たちも野菜づくりを行い、思うように収穫できないことも苦労もしてきたこともあり、消費者のために、努力や工夫を重ねてお仕事してくださっている農家の方に自然と尊敬の念を抱いた様子でした。
自分たちが日頃何気なく食べている物は、多くの人の努力があって成り立っていることに3年生なりに気づき、農業を守っていくために自分は何ができるか、その後の授業でも活発な意見交換が行われました。