みんなの様子

2023/12/15

【2年道徳 聴導犬のお仕事】

日本聴導犬推進協会の水越さんに、聴導犬のお仕事についてお話を伺いました。
耳の聞こえない人が命の危険にさらされないように、聴導犬が音の情報を伝えてくれ助けてくれることを教えてくださいました。聴導犬は、音が鳴ると、そのことを飼い主さんが気づくまで頭で合図して教えてくれます。街を歩く時は、飼い主さんの少し前を歩くので、落とし物があった時は、聴導犬が後ろに下がることで飼い主さんが気付けるそうです。
聴導犬を見かけた時のお願いが3つありました。
① 仕事中なので見守ってほしい
② 電車の中にいたら、緊急の放送の内容を飼い主さんに「口ぱく」(耳の聞こえない人は口の形で言葉を理解できるそうです)で伝えてほしい
③ 聴導犬のことを知らない人に、耳の聞こえない人を助ける犬だということを広めてほしい
日本で聴導犬は52頭しかいないそうで、盲導犬に比べると少ないそうです。訓練が大変なことに合わせ、犬の性格に合わせてトレーニングするのも大変なのだそうです。
これから聴導犬がもっと増え、耳の聞こえない人のお役に立てることを願っています。