みんなの様子

2023/06/06

【写生会作品展】学校行事

4月26日から29日まで、写生会作品展が行われました。1年生がはじめて図工の授業で描いた作品も、渡り廊下の豊明ギャラリーに展示しました。ずらりと作品が並ぶと、その景色がよみがえってきます。苑内を散歩するように各学年の絵を見ていると、春風が頬をなでたような気がしました。
 目の前に広がる春の風景と、一枚の白い画用紙。デジタルな画面から離れ、自然の中に身を置くと、風の流れや鳥のさえずりが聞こえ、自分の心が見えてきました。絵画は心を映す鏡で、見る人の心も写し、対話を促します。
 豊明の図工では決まった描き方で描かせません。心の底を見つめて創造する時に、表現はそれぞれ異なり、その芽をそのままに育てたいからです。700枚の絵は、700通りの視点の思考と時間です。子どもたちは絵を見ることで、自分以外の様々な時間を体験しています。
(画像は2年生、5年生、6年生作品より)