みんなの様子

2023/03/18

【学校行事】卒業式(第112回)

桜の花がほころび始めた3月17日、日本女子大学附属豊明小学校の第112回卒業式が執り行われました。式場は明治39年、豊明小学校の開校と同時に建てられた成瀬記念講堂です。
今年の卒業生は117名。晴れやかな表情で来賓や保護者の皆様が待つ講堂へ入場し、式が始まりました。
はじめは校歌斉唱です。そのあと、ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。緊張の中にも凜とした姿勢で壇に上り、にこやかに微笑む校長先生の「おめでとうございます」に「ありがとうございます」とはっきり答えて証書を受け取る卒業生たち。見守る保護者の皆様は感無量だったことでしょう。次に校長先生の告辞、理事長先生と豊明会長様の祝辞をいただいて、卒業生の答辞へと続きます。答辞は全員参加の呼びかけです。「春、希望の春。春、輝きの春。」で始まり、6年間の思い出をたどっていきます。そして「3つの教えを胸に刻み、常に努力を積み重ね、力強く進んで参ります。」と高らかに宣言。最後に豊明小学校伝統の「卒業の歌」を歌う頃には、胸がいっぱいになった卒業生の目に光る物が見え、教員も目を潤ませていました。
厳粛な中にも、春の日差しのような温かい心のふれあいを感じた卒業式でした。