みんなの様子

6/6㈪5年生は本校初の試みとしてオンラインツアーで豊洲市場について学びました。もともと市場見学に訪れていたわけではありません。2年余にも及ぶコロナ禍を経て、子どもたちの学校外での体験も制限されることが多かった中、高学年の社会科では、自分の身近なモノから次第に離れた知識が増えてきます。しかし、そのような学びでも、自分の身の回りのことと捉えることが探究を深めます。
今回は豊洲市場で実際のツアーガイドもなさっているツーリストであるミキキートス庭野大地様にご協力頂き、豊明の子どもたちの学びの心を揺り動かすオンラインツアーを企画して頂きました。子どもたちは市場内の様子や今が旬のさくらんぼのセリの仕組みなどについて豊富な映像資料を交えながら、その場で案内して頂いている雰囲気を味わい学んでいました。
「実物教育」は実物を通して学ぶことはもちろん、実際の境遇で学ぶ、自らを実地に近づけていくことを大切にしています。市場のはたらきについて興味を深めた子どもたちは、その後の授業でもスーパーマーケットに並べられる旬の産物について、よりリアルに語り出しています。