みんなの様子

2022/05/26

【5年生】「お米Week」その②〜食から学ぶ〜

先日の~人から学ぶ~に引き続き火曜日(5/24)は第2弾「単一田米を味わおう」と題して、茨城県常総市のある地区の農家の方が生産したお米で給食を提供して頂きました。
この地域は平成27年9月関東・東北豪雨によって川が氾濫し、大きな被害を受けた地域であることも昨日の講演でうかがいました。そのような地域の生産者の方が、品質にこだわって作ったお米を味わってみようという取り組みです。川の氾濫という自然の営みと米づくりにとって肥沃な土壌は表裏一体。そんな常総市でつくられているコシヒカリを風野さんに精米して届けて頂き、今回はわかめご飯の献立として頂きました。(白米の献立に使用できるとよかったのですが、講演に一番近い和食の日の提供となりました。来年は白米でも味わってみたいと児童からは声が挙がっています。)
「いつも食べているお米とどのような違いを感じるかな?」という問いかけに対して、「ふっくらしている」「いつもよりやわらかい」「もちもちしている」「甘みを感じる」といった児童の感想です。いつも以上に食の中にある人々の思いやそれぞれの地域の願いや自然の営みを思って口の中にご飯を運ぶ子どもたちは、自然と咀嚼の回数も増えて給食の時間も長くなってしまった一日となりました。