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本学科に新任の小野寺 研太 講師が着任



 本学科に新任の小野寺 研太講師が着任しました。以下が自己紹介文です。

 



 昔、ある人が書いた本の中に「自分の着ているシャツにはどれだけの人が関わっているかを想像する」という話がありました。シャツを縫う人、だけではありません。布地を織る人、きれいなボタンを作る人、縫いつける糸を紡ぐ人。さらに、布地や糸の原料となる綿花を育てる人、糸を切るハサミを作る人、遠くからシャツを運んだ人、試着した時に「似合ってますね」と微笑んでくれた人……。

 たかだかシャツ一枚に大げさと思うかもしれませんが、そこに関わる名も知らない多くの人に、それぞれの人生や家族、仲間、居場所があります。そのことを考えると、少しクラクラする感覚を覚えます。今までの私が、多くの人たちとの関わりを通じて学んだのは、そういう類の想像力を持つことの大切さでした。

 これまで出会った人、これから出会う人、決して出会わないけれど自分の生活の一部を「作った(あるいは、これから作ってくれる)」人。そういう人たちが、少しでも気分よく暮らせるような社会にしていくための想像力を、学生のみなさんと育んでいけたら嬉しいです。