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4年生が被災地(石巻市)で研究成果を報告



 多屋研究室では、2014年度の卒業論文の1つとして、「東日本大震災被災地の現地調査による災害時の衣生活用品の検討」をテーマに取り組み、宮城県石巻市の現地調査やアンケート調査を行いました。その結果、発災時からの時間経過に伴い必要とされる支援物資やその配布方法に関して、重要な知見を得ることができました。ボランティア活動をした方への聞き取り調査からは、ボランティア活動時の課題や生活環境の要件を整理することができました。大学の学生へのアンケート調査からは、災害時のボランティア活動に参加する時の障壁を把握でき、今後の対策が明らかになりました。 
 2015年3月9日に、4年次生4名が宮城県石巻市を訪問して成果報告を行いました。報告会には、平日にもかかわらず、お世話になりました仮設住宅団地の自治会長、小・中学校のPTA会長、石巻復興のNPO法人、自営業者、主婦の方々がご参加下さいました。皆様から、「今まで、アンケートや聞き取り調査を大学等から多く頼まれてきたが、その報告を受けたことは今回が始めてであり、とてもうれしい。」というお言葉が印象的でした。そして、「今後もこの研究活動を続けてほしい。」「これらの成果を発信してほしい。」「私たちの経験を次の災害に役立たせてほしい。」「若い世代に期待している。」「卒業しても石巻を訪れてほしい。」「時々で良いから石巻のことを思い出してほしい。」等の温かいコメントを沢山頂戴しました。私達は、石巻の皆様との交流を通して、命の大切さ、人として大切なことを沢山学ぶことができました。大学でできることも見つけることができました。
 この研究活動を進める中で、学生は大きく成長しました。この研究を後輩に続けて欲しいという思いが強くなり、11月~12月には、被災者支援研究の取り組みの必要性や研究活動の紹介を積極的に行いました。今後は、後輩達がその精神を受け継ぎ、研究活動を続けて行くことになります。3月14日には、本学で開催された「東日本大震災にかかわる学生・卒業生の支援活動に関するシンポジウム」で発表も行いました。卒業後の活躍を期待しています。
 被服学科多屋研究室では、今後も人間生活の向上に役に立つ研究を推進してまいります。研究活動をご理解いただき、ご協力下さいました石巻の皆様には、心より感謝と御礼を申し上げます。



 なお、この研究は、2014年度日本女子大学特別重点化資金(人材育成)「東日本大震災による被災地の生活支援活動を通して「自学自動」の実践力を育成する(その1)」、および、日本女子大学教育文化振興桜楓会の「被災地支援活動の義援金」による助成を受けて実施したことを記し、御礼を申し上げます。



オリジナルコースター

御礼としてオリジナルコースターを作製してお渡ししました



 被服学科多屋研究室では、今後も人間生活の向上に役に立つ研究を推進してまいります。研究活動をご理解いただき、ご協力下さいました石巻の皆様には、心より感謝と御礼を申し上げます。



ご協力下さいました石巻市の皆様と学生達



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