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授賞対象



「Waelaa Waaree(ウェラ ワーリー)」(国際結婚をした外国籍とその子どもの生活支援団体)



授賞理由



結婚や家庭、子どもにかんする問題を抱える在日外国人女性を支援する活動に対して



 主に在日外国人女性たちが活動する「Waelaa Waaree(ウェラ ワーリー)」は、国際結婚に起因するさまざまな問題の理解と解決のため、電話相談や同行支援、通訳などの活動を通じて、日本に暮らす外国出身の方やその家族、子どもたちを支援してきた。同団体は、女性や子どもたちの未来に優しい多文化共生社会の実現を団体の目的としている。とくに国籍の違いが原因ともなる家族、就労、女性への暴力、および子どもへの虐待などの問題に取り組んできた。

 「Waelaa Waaree(ウェラ ワーリー)」で活動する外国人女性たちは、自治体や福祉分野の団体、法テラスなどと連携しつつ、電話相談や同行支援、通訳者として、困難を抱える外国人の女性やその子どもたちを支援してきた。「Waelaa Waaree(ウェラ ワーリー)」は、主に外国企業を含む企業からの寄付金、また公益法人からの事業委託によって運営される任意団体である。同団体が公益法人とならない理由は、「Waelaa Waaree(ウェラ ワーリー)」の活動内容やそのオフィスの所在などの情報公開が、外国人の女性や子どもたちの支援活動に支障が生じることを避けるためである。

 「Waelaa Waaree(ウェラ ワーリー)」にはアカデミックな要素や先駆的といえる取り組みはないが、社会のなかで苦境におかれた外国人女性やその子供たちを、懸命に支援してきた活動は、本学家政学部賞を受ける資格が充分であると考えられる。


 以上の理由により家政学部賞を授与する。