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授賞対象



キユーピー(株) 「ジャネフ」 ブランド





受賞講演

 



授賞理由



日本の特別用途食品開発と普及に対する大きな貢献に対して



 食事が疾病や身体機能に及ぼす影響は大きく、近年増加している糖尿病、慢性腎臓病などの生活習慣病や、高齢者の咀嚼・嚥下機能の低下による食事摂取困難・栄養状態の低下時には、食事として摂取する栄養素の調整や食事形態への配慮が必要とされる。それらは近年、栄養治療として注目され、医療現場において積極的に取り入れられているが、栄養治療が急速に広まった背景には、疾病の治療に有効な栄養成分を調整したり、安全に食事摂取ができるように考案された特別用途食品の開発や普及が関係している。



 キユーピー(株)社の「ジャネフ」ブランドはこのような食品の草分け的存在であり、現在は、病態対応としてミネラル補給食、カロリー調整食、塩分調整食、タンパク・エネルギー調整食、栄養補給として流動食、介護食などを製造・販売している。



「ジャネフ」の評価すべき点としては



(1)実験データを備え、医学的根拠に基づいた商品設計が行われていること

(2)先端の栄養学・技術を盛り込み、独自の品揃えであること

(3)味しさが追求されていること



が挙げられる。



 「食」はヒトが生きる上で必要不可欠なものであり、同時に生活を豊かにするという側面も持っている。「ジャネフ」食品は、栄養学・医学的根拠に基づきながら、安全性や美味しさが追求されており、食事を通して栄養治療を必要とする患者のQOLに大きく貢献しているといえる。以上の功績を讃え、家政学部賞を授与する。