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修士課程 2006年修了 M.K.さん
カルチャーセンター勤務



 「明治時代の役者絵」をテーマに修士論文に取り組みました。世界で評価されている浮世絵を、日本文化をもとに正しく読み解き明らかにしていく作業に、大きなやりがいを感じた2年間でした。一つのことを極め、それを柱として物の見方・考え方を身につけられたことは大きな財産です。現在はカルチャーセンター(生涯学習)にて講座の企画・運営を行っています。「趣味」と「知」の世界で構成されている仕事ですが、大学院の授業で触れることのできた多彩な世界の文化が、講座作りに活かされていることは確かです。浮世絵や歌舞伎に関する講座を立ち上げた時には、大学院での先生方、研究者の方々との出会いがもととなりました。この仕事を通して、人はいくつになっても学ぶ喜びを持ち続けるものなのだと実感しています。大学院で得た、幅広い世界から自由な発想で物事を組み立て、探究する方法を仕事に活かし、今後も多くの人に学ぶ楽しみを提供できたらと思っています。



修士課程2004年修了 A.I.さん
神奈川県立高等学校勤務



 相関文化論専攻の授業の多くは、ごく少人数のクラスで行われます。私の在籍時もほとんどの授業が総受講者数3名程度で、時には自分ひとりだけということも。打ち解けた温かい雰囲気の中、仲間や先生と大いに議論して、じっくりと考えを深めることができました。また、本専攻の在籍者の研究テーマは地域的にも分野的にも多岐にわたっており、調査の手法や論の進め方も人それぞれです。授業を通じてそんな仲間の研究に触れ、意見を交わしていく中で、自分の研究についても新たな視点が得られました。先生方のご専門も幅広いので、さまざまな角度からのご指摘やご助言がいただけるのも、本専攻の大きな魅力です。私は修士課程修了後にまず大学で教壇に立ち、その後、現在の職に就きました。授業で扱う対象について自らの理解をいかに深めていくか、そしてそれをわかりやすく人に伝えるにはどうするべきか。大学院で学んだことを、常に反芻しています。